虚偽答弁 国税庁長官

 2月16日から税金の確定申告が始まった。それを取り仕切る佐川宜寿国税庁長官の姿に区民の多くは不信の念を抱いている。実際、佐川長官は、昨年の理財局長だった際、森友学園への国有地売却問題の国会審議の際、交渉記録について「すべて廃棄した」と答弁。ところが、近畿財務局の担当者間で対応を相談した文書が1月に5件、2月に20件も出てきた。また、佐川元局長は売却価格について、いっさい示したことはない、としていたが近畿財務局員が森友学園側に「ゼロに近い金額まで努力する」と語っている音声データが見つかった。明らかに佐川氏の答弁が虚偽であり、安倍首相夫人の昭恵氏をかばうためのものであったことが歴然である。それが評価され、国税庁長官に抜擢されたのではないか。公務員は国民に真実を示し、信頼を得て活動するのが職務である。まして国会の場である。真実を明らかにしなければ、より区民の税務行政への信頼は成り立たなくなるだろう。(苫)

多喜二祭 香山リカさん語る

 渋谷区在住で社会問題についてリベラルに発言をし、注目されている精神科医で立教大学教授の香山リカさん。その香山さんが2月12日午後1時30分、なかのゼロ大ホールで開かれる第30回杉並・中野・渋谷多喜二祭で、ミニ講演をする。そのことで、いっそう注目を集めている。香山さんは小林多喜二がこよなく愛した北海道小樽市出身。そうしたことから講演のタイトルは「多喜二と私と若者と―小樽育ちの精神科医として―」というものに。昨年、共謀罪法案が国会に提出されたとき、香山さんは、この法案は現代版治安維持法であり、国民の自由や民主主義を奪うものだ、と敢然と反対運動に立ち上がった。そして、国会前でスピーチするなど参加者を励まし続けた。また、香山さんは市民と野党の共闘をすすめようと衆議院選挙・東京7区の野党共闘のために力を尽くした。常に市民の側に立つ香山さん。どんな多喜二像を語るのか、関心が大きく広がっている。(苫)

栄養士の全校配置 30年来の運動

 2018年度渋谷区一般会計予算原案で、父母から長い間求められてきた全小中学校の栄養士配置が示された。これまで、渋谷区では全小中学校の半分程度しか栄養士が配置されておらず、栄養士のいない学校が多くあった。給食を民間業者に委託した学校に栄養士を配置した。それ以外の学校は教育委員会にいる栄養士による共通献立にもとづき調理員が作って、児童・生徒に提供していた。学校給食は教育の一環としておこなわれている。だから、おいしくて栄養があるだけではなく、礼儀・作法はもとより、食材がどのように作られ、届けられているのかなどを学ぶことができる。また、子どもたちの毎日の体調の変化に配慮された給食の提供が求められている。それらの点から栄養士の全校配置が求められてきた。それで区議会には何度も父母から栄養士の全校配置を求める請願が提出されてきた。民間委託が1校増えることは問題だが、30年来の区民運動がようやく実った。(苫)

勝って兜の緒を… 沖縄で

 1月21日投開票がおこなわれた沖縄県南城市長選挙で「オール沖縄」の新人、瑞慶覧長敏(ずけらん・ちょうびん)氏が、自民、公明、維新の会推薦の現職・古謝景春市長を破り初当選した。瑞慶覧氏は元民主党衆議院議員で地元の南城市出身。知名度はあったものの立候補表明は告示2カ月前だった。勝利したのは翁長雄志知事をはじめとする共産、社民、自由、民進、社大党と保守も含む「オール沖縄」の団結力だった。古謝氏は安倍政権と一体の市長でつくる「チーム沖縄」の筆頭幹部。「オール沖縄」陣営は、南城市で勝利できれば名護市でも勢いがつく、と応援団を送った。私も1月14日から16日に稲嶺進市長応援のために名護市に行き活動したが、急遽、南城市に行った仲間もいた。いよいよ天下分け目の名護市長選挙(1月28日告示、2月4日投票)である。安倍政権は稲嶺打倒に執念を燃やし必死の構え。勝って兜の緒を締めよ――その気持ちで頑張りぬくことが求められている。(苫)

2代目の犬 求められる震災時の対策

 2018年は、戌年である。犬は、人間に飼われるようになった動物の中でいちばん古い歴史を持つと言われている。さて、この戌年にあやかったわけではないが、昨年6月29日に亡くなった犬の2代目が年末の12月29日、わが家に登場した。犬種は前と同じでパピヨンの小型犬である。3歳のメスでとても人懐っこく、おとなしい犬である。1代目はオスでやんちゃであった。今度の犬は、最初は静かであったが、慣れるにしたがって吠え出した。渋谷区は大震災時、避難所にペットを持ち込むことを想定し、どのような形で受け入れるか、その体制・マニュアルづくりを始めている。犬や猫など動物が大好きな人もいれば、嫌いで怖がる人も多くいる。多種多様な動物が集まる避難所。そこで犬や猫がおとなしくしていられるのだろうか。心配なことが多々ある。動物愛護の観点から全区民が納得できるペットの避難所づくり、マニュアルづくりが求められている。(苫)

安倍9条改憲NO! 1月3日から行動

 1月3日午後1時から全国各地でおこなわれた「アベ政治を許さない」ポスターをいっせいに掲げる行動。わが笹塚地域でも10人の仲間がポスターを持っていっせいに掲げた。この日は風が強いため、当初予定した伊勢丹ストア前をやめ、笹塚駅のガード下に移った。今年は、安倍晋三首相が自民党と一体となって憲法9条改定の発議をおこなおうとしている。それだけに「アベ政治を許さない」世論を大いに盛り上げていかなければならない。その思いで新年早々いつもより多い10人の仲間が集合したのだ。同時に、何としても平和憲法・第9条を是が非でも守りたい、という思いが強くあることから、「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」も取り組まれた。寒風の中でほとんどの人が手袋を履き、またポケットに手を入れて通る。それでも「平和憲法を守りましょう。安倍首相による戦争する国への道をストップさせましょう」の訴えに、7人が署名してくれた。(苫)

認知症フォーラム 衝撃的だった言葉

 12月20日、幡ケ谷区民会館で渋谷区主催の「認知症フォーラム」が開かれた。私は、このフォーラムで講演する世田谷区立特別養護老人ホーム芦花ホームの医師・石飛幸三氏の話を聞きたくて参加した。石飛氏は外科医から12年前に芦花ホームの常勤医となり、『「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか?』などの著書を出して注目されている人だ。石飛氏は「『平穏死』の意味」というテーマで自身が歩んできた医療の現場と現在の介護現場の体験をもとに、どうすれば自分が納得できる死を迎えることができるのか、と淡々とした口調で語りかけた。私の胸に残ったのは、自分は外科医としてやってきたことは、悪い部品を取り換える修理屋だった。若い人を救うにはそれでよかったが、高齢者は違う。老衰という自然の摂理を認識し、看護、介護の使命を認識すべきである。とくに介護は医療を超えるという言葉は衝撃的だった。(苫)


トマ議員の短編小説集『小樽の街と渋谷の街で』出版

 トマ議員が、折々にしたためてきた自伝的短編小説集『小樽の街と渋谷の街で』(文芸社刊 1500円+税)を出版しました。詳しくは文芸社HPをご覧ください。トマ事務所でも扱っています。


私の自己紹介

 苫(トマ) 孝二

  • 1950年 北海道白糠(しらぬか)郡白糠村の炭鉱で生まれる。小樽潮陵高校定時制卒業。

  • 渋谷区議8期。文教委員長、福祉保健委員長、自治権確立特別委員長、交通問題特別委員長歴任。

  • 日本民主主義文学会渋谷支部長、はたがや協立診療所理事。

  • 活動地域は幡ヶ谷1丁目と笹塚。
    事務所は十号坂商店街にあります。
    (笹塚3-19-5、電話3374-2546)
    お気軽にお立ち寄りください。

 

トマ区議の実績、人柄、政策を紹介するパンフレットです。画像をクリックすると、大きな画像でご覧いただけます。(pdf形式)