4億9千万円 三井のマンション

 渋谷区役所の建替え工事が終わり、区役所は来年1月15日に元に戻る。そこで改めて問題になっているのが、三井不動産グループがいくらもうけるのか、ということ。区役所建替え工事は、桑原敏武前区長が、区役所庁舎の土地の3分の1を三井不動産グループに77年間貸し付け、三井不動産グループはその土地に39階・505戸のマンションを建てる代わりに、区役所と公会堂を建替える契約を結んだことから始まった。桑原前区長は、ただで区役所を建替えることができると言っていたが、仮庁舎への移転費用、その間のプレハブのレンタル料や工事期間の延長などで、30億円もかかった。さて、このたびマンションの1期分・100戸の販売が始まったが、最高価格は4億9千万円。最低価格で1億1千万円。最多価格帯が1億5千万円。庁舎と公会堂の建設費は211億円。505戸のうち分譲は355戸で残りは賃貸とのこと。三井不動産グループが大もうけすることは明らかだ。(苫)

西郷隆盛の漢詩 私心なき人柄

 NHKの大河ドラマ「西郷どん」があと1カ月余で終幕となる。私は日曜日の夜、早く帰ってきたときに、このドラマを楽しむ。このドラマが良いのは、西郷隆盛が私心なく、人民に尽くす姿を描いているからだ。正直に言って私は、明治維新に関わる人物として土佐の坂本龍馬が大好きである。それに心酔していたこともあって、あまり西郷隆盛には興味を持っていなかった。それが、林真理子原作のこのドラマを観て、西郷隆盛の人柄に共感した。11月18日号の「東京民報」で、西郷がつくった漢詩「感懐」が紹介されている。その詩は次の4行の作品である。「幾歴辛酸志始堅」(幾たびか辛酸をへて志は始めて堅し)「丈夫玉砕恥甎全」(丈夫は玉と砕くるとも甎の全きを恥ず)「我家遺事人知否」(我家の遺事、人知るや否や)「不為児孫買美田」(子孫の為に美田を買わず)。私心なく明治という新しい時代をつくるために心血を注いだ「西郷どん」の面目躍如である。(苫)

Sさんの当選 高齢者住宅の増設を

 Sさんから区の高齢者住宅の空き家募集に当選し、20日に審査するという通知が来た、と連絡があった。Sさんは、年金だけでは生活できないと世田谷区にある私立の特別養護老人ホームに管理人として勤めている。現在笹塚1丁目の安価で設備の整った民間アパートに住んでいる。大家さんは埼玉に住んでいて、悪くなったところは住人で直し、請求書を送れば支払ってくれるという。それでも民間アパートだけに不安がある。そこで高齢者住宅空き家募集に応募し、24.5倍の難関を突破し、みごと当選した。1人暮らしのSさんが、間取りの一番広い西原住宅にバッチリ当たり、34平方メートルの住まいだという。Sさんのように難関を突破した人はまれ。昨年11月募集があった幡ヶ谷2丁目単身高齢者住宅は21戸に対し、応募者は260人。私の知り合いのほとんどが落選。Sさんのように喜ぶ人を増やすため私は高齢者住宅を増やすことに力を尽くしたい。(苫)

東倶知安行 多喜二ゆかりの地へ

 2日から4日にかけて私は杉並・中野・渋谷多喜二祭実行委員会のメンバー11人とともに、多喜二ゆかりの小樽・倶知安を訪ねた。最初は多喜二の母校、小樽商科大学を訪問。図書館に保存されている家族から寄贈された多喜二所有の本などを見せてもらった。演劇論の本など多喜二が幅広く芸術に関心を持っていたことがわかる。また世界に15冊、日本に4冊しかないマルクスの『資本論』のサイン本を見せてくれた。1億円以上の値打ちがある。その後、旭展望台近くの多喜二文学碑を見学し、小樽多喜二祭実行委員会の人びとと交流した。2日目は、多喜二が衆議院選挙で労働農民党の山本懸蔵の応援演説をした東倶知安村(現在は京極村)の光寿寺を訪問。元高校教師の90歳の住職が私たちを歓迎し、多喜二への思いを話してくれた。最後に、憲法を変えて日本を「戦争する国」にしようとする安倍首相への不安を口にした。3日目に多喜二が建立した小林家の墓に行き合掌した。(苫)

オスプレイはいらない 東京大集会

 10月27日、福生市の多摩川中央公園で、「横田基地にオスプレイはいらない10・27東京大集会」が開かれた。朝方降っていた雨も上がり、午後1時30分の開会時には強い日差しが照りつける晴天となった。10月1日に横田基地に配備されたCV22オスプレイは、アメリカ空軍の特殊作戦機。一番先に敵地に乗り込み、要人の暗殺や拉致することを目的にした軍用機である。先制攻撃、特殊作戦に使用されるオスプレイが配備されたことにより、日本がアメリカの海外侵略の出撃基地になったことを意味する。そして重大なことはオスプレイは墜落事故を起こしている欠陥機なこと。一昨年の12月に沖縄県名護市の浜辺の墜落現場を私は見た。人家と接近した場所で一歩間違えたら大変な惨状となったと思った。今回配備されたのは5機。2024年には5機が追加。オスプレイは23区の上空も飛んでいく。危険なオスプレイを配備されることは許されない。集まった2千人は怒りの声を上げた。(苫)

すみれ30周年 精神障害者の通所施設

 恵比寿南2丁目にある精神障害者の事業所すみれ工房の創立30周年記念祝賀会が、21日に開かれた。同工房が開所したのは1988年10月。メンバーは7人で木造アパート2階の船出だった。当時、精神障害者については「障害者」と受けとめられていなかった。それだけに渋谷区初の精神障害者共同作業所として誕生した意義は大きかった。最初の仕事はプラスチックスプーンの袋入れ。翌年、区・都の補助金が出て2人の職員が配置され、アパートからビルに移った。1993年に職員が3人、区から公園清掃の仕事も得た。1994年に障害者基本法が改定され、身体、知的同様、精神も福祉の対象となった。2011年に小規模作業所から就労継続支援B型の事業所となり、菓子製造業の許可を取り、パウンドケーキ作りの作業所となった。「仲間と共に地域で暮らしていく」を目標に着実に歩んできたすみれ。そのスタッフと通所者のねばり強い頑張りに拍手を送った。(苫)

区民写真展 「花見の会」の写真出展

 10月12日から18日の日程で区民写真展が幡ケ谷社会教育館の大展示室で開かれた。この展覧会には、私たちが今年の春に玉川緑道でおこなった「花見の会」の写真が出展されていると聞き、14日の午後、観に行った。出展者は渡辺光代さん。課題の「わたしの街」にもとづいて、私たちが開いた「花見の会」のようすが生きいきと、とくに津軽三味線と民謡を楽しむようすが活写されていた。このほかに渡辺さんは、自由課題で「モンゴル遊牧民族夫婦」と「同姉妹」の2枚の写真を出していた。どちらとも遠くに山並みがある雄大な高原の中で生活している遊牧民の夫婦と子どもたちの姿が上手に撮られていて、心に残る写真であった。他の人の作品も力がこもったものが多く、私がひかれたのは北海道で国有鉄道の廃線跡が鮮やかな紅葉に埋まっている「人去りて廃線あとは赤く燃え」と、四国・松山市の「坊ちゃんの湯」の館を撮った「雨夜の道後温泉本館」。心楽しいひとときだった。(苫)

平和と健康まつり 地域の風物詩に

 10月なのに30度を超える猛暑となった7日の日曜日。第12回しぶや平和と健康まつりが六号坂上公園で開かれた。朝8時にテント張りなどの準備作業を開始。私も一緒に汗を流す。東京土建渋谷支部の人たちは手際よく舞台作り。午前9時過ぎに準備が一段落。私は自宅に戻り背広に着替えて再度会場へ。午前10時に開会式。実行委員長の園田久子はたがや協立診療所長が暑さに気をつけて楽しみましょうとあいさつ。私たち3人の議員も舞台に上がりあいさつ。2組の日本舞踊があり、続いて中川美保さんのサクソホン演奏、松田浩志一座の津軽三味線と民謡、ギルドQによる歌と踊りなど楽しい催し物が続く。私は生活相談のコーナーを担当。4人が相談に。中には青森県八戸市の議員と連絡をとって動いてもらうということになった例も。はたがや協立診療所ができる前からおこなわれてきた「健康まつり」。わが地域の秋の風物詩の一つになってきているのではないか。(苫)

区政功労者 笹幡地域から5人

 10月1日の午前10時から渋谷区文化総合センター大和田で渋谷区政功労者表彰式がおこなわれた。この表彰式は、「区政について功績顕著」「自治体の役員として多年地域社会の発展に尽力」「多年地域住民の福祉増進に貢献」したなどとして顕彰するものである。今回、24人が選出された。わが笹塚・幡ケ谷地域から5人が表彰された。前幡ケ谷西町会会長の小久保悦生氏笹塚十号坂商店街振興組合代表理事の飯島良臣氏、元笹塚観音通り商店街振興組合理事長の内山繁雄氏、シニアクラブ幡本西寿会会長(六号坂通りで元花屋経営)の河原喜孝氏、保護司として永年活動(元笹塚小学校PTA会長)の斉藤喜一氏である。受賞者を代表して小久保氏があいさつ。地域の人びとに支えられての活動だったことを熱く語っていた。それが受賞者の共通の思いなのだろうと強く感じた。大型の台風24号が去り、地道に頑張ってきた人びとに光が当たった佳き日だと思った。(苫)

小池知事の裏切り 築地市場閉鎖

 小池百合子知事は、「築地は守る」の約束を破って、築地市場を閉鎖し、豊洲に新市場を開設する。そのことに、多くの人びとから撤回を求める声が上がっている。じっさい、豊洲市場の安全性について、いまだに環境基準の100倍以上のベンゼンが検出されている。また、地盤沈下によるひび割れが発生している。さらに用地取得費、建設費、土壌汚染対策費が2016年度までで5691億円もかかっており、その返済で毎年600億円の元金償還が必要となるうえ、追加の汚染対策の工事費や施設の改善費、減価償却費などで毎年100億円の赤字が出ることが予測されている。そして、何よりも問題なのが、豊洲市場ではスーパーや大型店との取引が優先されて、築地市場でおこなってきた水産仲卸の目利きがなくなっていくことである。これらの問題について、小池知事は都民に何ら説明もせず、10月11日の開場に突っ走っている。都民との約束を破る裏切り行為と言わなければならない。(苫)

11日間の空白 眼窩床骨折

 9月7日から17日まで私は東京医大病院に入院した。7月28日の朝、「赤旗日曜版」配達の後、十号坂の事務所に寄って休んでいたら、雨が降ってきた。やみそうにないので傘を持って水道道路に出て、自転車に乗ろうとしたときバランスを崩して転倒。そのさいに顔面をガードレールにぶつけた。クロス病院に行きCTを撮ったが骨には異常がないとのこと。眼科にも行くように言われ、そこで検査をしたが、結果は異常なし。左目の周りが腫れたので1週間ほど眼帯。それを取ると左目と右目が合わず二重に見えるので再度眼科に行ったら、また異常なし。痛みもなく、そのうち二重は治ると思っていたが、治らない。東京医大病院を紹介され検査をすると「眼窩床骨折」で手術が必要と宣告された。そして入院。3時間に及んだ手術は成功。1日は絶対安静できびしかったが、その後は順調に回復。多くの人びとに迷惑をかけた11日間だった。それを償うためにも頑張りたい。(苫)

『水車29号』 トマ議員も執筆

 トマ孝二議員が支部長を務める日本民主主義文学会渋谷支部が支部誌『水車29号』を8月18日に発行した。今回は小説13編、随筆3編、そして2人の俳人の作品を掲載。ほとんどの作者が職業を持ちながら寸暇を惜しんで作品と格闘し、生み出したものである。巻頭を飾っているのは、印刷デザインの自営業者である藤森瑞樹氏の「少年たちの季節」。自身の小学生時代のいじめ問題をテーマにした小説である。ケアマネージャーの石垣あきら氏の小説「自転車を押しながら」は、介護現場のきびしい実態を街の人びとの様子や自身の生活を通して描いた作品である。馬場ひさこ氏の「エンドロール」は認知症の母を素材にその生涯と介護する娘の葛藤を生々しく迫った秀作。トマ孝二支部長の「献杯」は、2年前に急死した弟の人生と節々のふれあいを描いた小説である。主なものを紹介したが、他の作品も味わい深い佳作ばかりである。読書の秋。ぜひ一読を。頒価は700円。トマ事務所まで。(苫)

翁長さんの遺志 継ぐのは誰か

 翁長雄志沖縄県知事の急逝による9月13日告示、30日投票の沖縄県知事選挙。「オール沖縄」の立場で名護市辺野古の米軍新基地を許さない翁長さんの思いを継ぐ人は誰か、と模索が続けられてきた。そうした中で自由党幹事長の玉城デニー氏が選ばれ、同氏は8月29日、出馬表明した。今回の知事選挙には、自民党、公明党、日本維新の会の推す前宜野湾市長の佐喜真淳氏が立候補を予定し、大激戦となる。じっさい、前回の知事選挙では自民党の仲井真弘多前知事は26万票を取っている。それに自主投票だった公明党がつき、また、日本維新の会の下地氏が7万票を得ている。初当選を果たした翁長氏は36万票を取ったが、相手陣営がまとまれば互角になる。ことし2月の名護市長選挙は、争点隠しと企業締め付けで自民党・安倍政権の推す候補が当選した。油断したら同じ轍を踏むことになる。地方自治、基地のない平和な沖縄にするため私たちもできる限りの応援をしたい。(苫)

800本完売 焼きトウモロコシ

 8月25日におこなわれた笹塚十号坂商店街振興組合のカンカンバザール。わが事務所は今年も焼きトウモロコシの模擬店を担当して、バザールの盛り上げに一役買った。朝到着のトウモロコシのため、7時に集合して皮むき作業を開始。8時近くから、災害時の炊き出し用の釜を借りて、ゆでる作業にとりかかる。11時半までかかって800本をゆであげる。昼食休憩をはさんで午後1時から携帯用ガスバーナーで焦げ目作り作業に。2組で流れ作業でやったのだが、4時間以上かかり、すべて終わったのは午後5時を過ぎていた。4時過ぎに炭火を起こし、売り出したのは午後4時50分。今年は台風20号も去り、絶好のお祭り日和。多くの親子連れで坂道はごった返し、すぐにお客さんが並び、順調に売れていく。「去年買ったのがおいしくて、買いに来ました」という人も。終盤に少し客足も落ちたが、午後7時55分、800本はすべて売り切れ。大奮闘の1日だった。(苫)

日本の首相なのか 広島・長崎で

 8月6日と9日、広島市、長崎市で平和記念式典が被爆者や遺族をはじめ、多くの市民が参列して開かれた。そこで日本政府に対し、国際社会が核兵器のない世界の実現に向けた対話と協調を進めることが相次いで求められた。とくに長崎ではアントニオ・グテレス国連事務総長が核兵器禁止条約にもとづき、世界の指導者は対話と外交の重要性を再認識し、核兵器の完全廃絶、そしてすべての人にとって安全で安定した世界の実現に向けての努力を訴えた。しかし、安倍首相は、核兵器禁止条約について一言もふれず、空疎な言葉を繰り返すだけだった。日本は唯一の戦争被爆国である。その国の首相が、世界の国々が核兵器廃絶のために禁止条約をと立ち上がっている時に、また、全国民が原爆を二度と使ってはならないと誓っている時に、禁止条約に何のコメントも示さないことは許されない。その点からも安倍首相は日本の首相としてまったく適任ではない。即刻、退陣すべきだ。(苫)

猛暑の五輪は… 日程再検討を

 2020年の東京オリンピックは7月24日に開幕されることになっている。しかし、東京が一番暑い時期に開いて大丈夫なのか、という声が大きく広がっている。じっさい、今年は梅雨が6月末に空けて、7月に入るとひどい猛暑が続いた。都内では7月23日から29日の期間、熱中症で1146人が救急車で運ばれ、命を落としてしまった人もいる。こんな状態が7月後半から8月下旬まで続く。そんな中でオリンピックを開いたら選手の中で死ぬ人が出るかもしれない。また、応援・観戦する人の中で熱中症になる人も多く出るのではないか。日本共産党東京都議団は7月31日、小池百合子都知事と森喜朗大会組織委員会会長に、開催日程を再検討するよう要請した。前回、54年前の東京オリンピックは10月10日が開催日だった。今回はテレビ放映のため、7月24日開催が決められたという。猛暑・酷暑が予測される中での開催は無理筋である。見直すべきだ。(苫)

ベストセラー 『君たちはどう生きるか』

 マンガ版を含めて大ベストセラーになっている『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)を読み終えた。私の読んだのは岩波文庫版で、丸山真男氏の長文の「回想」も入ったものである。私が真っ先に感じたのは時流に流されることなく生きてゆくことの大切さを力強く訴えていることである。同時に人間は孤立したものではなく、いろんな人びととつながって存在しており、1人ひとりが大切でかけがえのない存在であることを明確にしていることである。そこに吉野源三郎氏の気迫を感じた。当初、少年向けの感じで、なかなか入りづらい感じだったが、中盤以降から徐々に面白くなってきた。第4章の「貧しき友」のなかで展開されている「貧困」問題は、現在にもつながっているもので、その見解は当を得ている。1937年、いまから80年も前に書かれたこの本が80万部を超えたベストセラーになっている。そのことに私は、日本人の良心が脈々と続いているのだと、とても心強く感じた。(苫)

日中友好めざし 東京都連大会

 日本中国友好協会東京都連合会の第67回大会が16日、文教区民センターで開かれた。私は同協会の渋谷支部の副会長を務めており参加した。大会では、さる6月12日におこなわれた米朝首脳会談で朝鮮半島の非核化、朝鮮戦争の終結など世界史的意義を持つ方向が示され、「朝鮮半島ならびに世界平和と繁栄に貢献する」との共同声明が出された。これを受けて、それに反する安倍政権の軍事増強路線は、絶対に許されないものだ、などの意見が相次いで出された。同時に協会が「日中不再戦」をかかげ、東アジアの平和のために活動してきたこと、とくに「東アジア文化フェスタ」を開き成功させたことを踏まえ、いっそう頑張っていくことの重要性が語られた。日本の中国への侵略で1千万人の死者が出ている。どれほど中国人に日本人はひどいことをしたか。その反省のうえに私たちは日中友好を進めてきた。そのことに確信をもって、さらに進んでいきたいと思った大会だった。(苫)

今年も800本 十号坂カンカンバザール

 笹塚十号坂商店街の夏の大イベント「カンカンバザール」の季節がやってきた。今年は8月25日に実施される。わが事務所も商店街の一員としてこのイベントに協力し、フランクフルトの販売を手伝ってきた。それが5年前から「焼きトウモロコシ」の販売を一手に引き受け「カンカンバザール」を盛り上げてきた。最初は400本に挑戦したところまたたく間に売り切れた。そのため、翌年は600本に。これも2時間ほどで完売。「食べたかったのに」と恨まれた。そのため、3年目は800本に挑戦。天候もよく人出も多かったのでこれも完売。ところが、4回目は雨が時折振るという天候のため600本を売るのがやっと。200本も残が出た。昨年は800本にちゅうちょしたが、午後8時までかかって売り切った。朝7時に集合し、皮むきをして茹でる。それにガスバーナーで焦げ目を入れて、炭火で仕上げて売る。大変な作業だが、「おいしい」と頬張る人の顔を見るのが楽しい。今年も800本に挑戦だ。(苫)

真打登場 幡ヶ谷出身の落語家

 幡ケ谷で育った落語家・古今亭駒次が真打に昇進することになった。彼は幡ケ谷2丁目の都営住宅育ちで中幡小、笹塚中、都立松原高校、玉川大学を経て落語の世界へ。15年の修業期間を経て39歳で念願の真打になる。その真打昇進披露興行が9月23日の鈴本演芸場から始まる。今回、彼とともに真打になったのは、古今亭駒子、林家たこ蔵、林家小平太、林家勘之助の5人。真打になったら、一人前の落語家と認められ、出演料もアップする。弟子をとることも許される。まさに「師匠」になり、生活も安定する。さて、彼の真打昇進披露興行は、鈴本演芸場を皮切りに新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場でおこなわれる。彼が出演するときはトリを務めることになっており、熱の入った落語が聞けるだろう。その前に7月27日午後2時から笹塚区民会館で開かれる「ささはた寄席3人の会」(入場料1000円)に出演する。一足早く真打登場の落語を味わいたい。(苫)

過労死促進法 自公らが強行

 安倍晋三首相が今国会の最重要法案と位置づける「働き方改革一括法案」は、参議院での審議が大詰めを迎えている。自民、公明の与党はさる5月25日の衆議院厚生労働委員会で、過労死で家族を失った人びとが「長時間労働を認め過労死を助長するような法案は強行すべきではない」と審議を見守るなか、強行採決をおこなった。まったく傍若無人の態度である。そもそも「働き方改革一括法案」は、労働者のニーズが提案の理由だったのに、「高度プロフェッショナル制度(残業代ゼロ制度)」についての基礎データとされたわずか12人のうち、法案の要綱が出される前に聞き取りした人はゼロだった。じっさい、労働者から上がっているのは反対の声ばかりで、賛成の声はほとんどない。地方公聴会では経営者の参考人から「過労死がないようお願いしたい」との声が出る始末だった。こんなひどい法案をごり押しすることは許されない。なんとしても廃案に追い込もうではないか。(苫)

また墜落 沖縄の米軍機

 11日早朝、沖縄県那覇市沖に米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が墜落した。同機は1人乗りでパイロットは緊急脱出した。パイロットの命に別状はなく、他に被害がないことに私は安堵した。アメリカ軍に対し、沖縄県は安全が確認されるまで同型機の飛行中止を求め、アメリカ軍は同型機の飛行訓練を中止すると発表したが、2日後に再開した。沖縄県によると、1979年のF15の嘉手納基地への配備以降、周辺訓練区域でのF15の墜落は今回で10回目。1972年の本土復帰以降、ヘリコプターなども含むアメリカ軍機の墜落事故は49件。翁長雄志知事は、昨年から今年にかけて、アメリカ軍機の部品落下や緊急着陸も含めトラブルが絶えないことを指摘し「これまでの問題が1つも解決しないまま、また新たにF15が落ちた。先進国でこういう国はないのではないか」と日本とアメリカ政府に抗議を示した。沖縄はアメリカの植民地ではない。ただちにアメリカ軍は撤退すべきだ。(苫)

昭恵夫人を隠すため 文書改ざん

 森友学園の国有地取引に関する決裁文書改ざん事件で、財務省は4日、調査結果と関係職員20人の処分を発表した。その内容には多くの疑問が残るが、うそにうそを重ねた事実を公に認めたことは重要だ。財務省の値引きとその文書改ざんがおこなわれた背景に安倍首相の妻、昭恵氏の関与があることが明らかになった。昭恵氏が森友学園に協力し、土地の売却を求めたにもかかわらず、安倍首相は「妻は関与していない。関与していたら私は総理大臣を辞めるし国会議員も辞める」と答弁。その後、財務省が国会と国民を欺き、文書の改ざんと隠ぺいに走ったのだ。にもかかわらず安倍首相は、野党の質問に対し「私や妻にこの問題を持っていこうと考えるから本質からそれていく」などと述べ、他人事のような答弁を繰り返している。まったく開いた口が塞がらない態度である。こんなひどい首相がいるだろうか。1日も早く辞めさせなければならないと改めて思う。(苫)

東京高裁でも勝利 9条俳句

 「梅雨空に『9条守れ』の女性デモ」の俳句を公民館だよりから排除したことは違法だ、として作者の女性がさいたま市に掲載を求め、東京高等裁判所に訴えていた裁判の判決が5月18日に下された。結果は昨年10月の埼玉地方裁判所と同様に、俳句を不掲載にしたことは違法だと断じた。私は、さいたま市の公民館の俳句サークルの人びとが自分たちで毎月1句の秀作を選び公民館だよりに載せてきたものを「政治的」と決めつけ、掲載を中止したことは、表現の自由を奪う乱暴な行為だと感じ、はたがや句会の仲間たちと、さいたま市に抗議に行った。そして、憲法を守るべき自治体が思想信条の自由を奪うことは許されない、と不掲載の中止を求めた。しかし、さいたま市側は、私たちの要望を頑として受け入れなかった。今回の判決は、さいたま市の不掲載は「当該住人の人格権的利益を侵害するもの」と断じた。当然の判決である。今度こそ、さいたま市は判決を受け入れるべきだ。(苫)

102回目の募金 6月に福島へ

 5月11日午後4時30分から1時間、トマ孝二議員と7人のボランティアが笹塚駅前で、東日本大震災被災者救援募金活動をおこなった。今回で102回目である。仕事帰りの乗馬ズボン(鳶服)の若者が「共産党がやっているのか」と言い、サイフから小銭を出してくれる。また、自転車で通った母親が、幼児に小銭を持たせてくれるなどで、合計1万651円が寄せられた。この日は、活動を盛り上げようと津軽三味線奏者の松田浩志氏と民謡歌手の佐藤裕子さんがやって来て、三味線と歌を披露。それを遠巻きに見ていく人や近づき募金していく人もいた。東日本大震災の発生から7年2カ月が経った。しかし、いまだに避難生活をしている人は7万人もいる。とくに原発事故と地震・津波の被害を受けた福島県の沿岸部は多くの人びとが故郷に戻れていない。トマ議員とボランティアの人びとは6月2、3日、南相馬市や浪江町などに、この間寄せられた募金を持って訪問し、交流する。(苫)

憲法記念集会 6万人の熱気

 5月3日は憲法記念日。この日、多くの仲間たちと江東区・有明の防災公園で開かれる憲法集会に向かった。心配していた雨も上がり、満員の電車に揺られて会場に着くと開会のあいさつが始まっていた。ビニールシートを敷き、さっそく作家の落合恵子さん、ジャーナリストの竹信三恵子さん、室蘭工業大准教授の清水愛砂さん、一橋大名誉教授の山内敏弘さんのトークに耳を傾ける。それぞれが安倍首相がねらう憲法改悪の中身について指摘。続いて、立憲民主党の枝野幸男氏、民進党の大塚耕平氏、社民党の又市征治氏、共産党の志位和夫氏が連帯のあいさつ。志位氏は安倍首相が改憲にしがみつく理由について、この旗を捨てたら内閣が瓦解するからだ、と強調。そして、市民と野党の共闘を広げて安倍政権もろとも改憲のくわだてを葬り去ろうと訴えた。それには大きな共感の拍手。安倍首相による憲法改悪はなんとしても阻止する。6万人の熱気あふれる今年の憲法記念集会だった。(苫)

辺野古のたたかい 集中阻止行動

 森友・加計学園疑惑の真相解明についてはウソとゴマカシで引き延ばす一方、沖縄県名護市辺野古の新基地建設を強行する安倍晋三首相。だが、沖縄県民をはじめとする国民の抵抗で工事はあまり進んでいない。そのためか安倍政権は、2月4日の名護市長選挙で自民党候補が勝利した翌日から資材搬入のためのダンプカーを200台から300台に増やした。辺野古新基地反対派は4月23日から6日間、座り込み行動の参加者を500人以上にする集中阻止行動に入った。初日の23日には工事現場入り口となる米軍キャンプシュワブの道路に約700人が集まった。警察機動隊100人が反対派の人びとを排除したが、ダンプカーは108台しか入ることができなかった。沖縄県では秋には知事選挙がある。翁長雄志知事が現在、病気加療中である。安倍首相は、辺野古基地反対の県政を倒そうと候補者選考中である。この選挙に勝ち辺野古に基地をつくらせないために私もできるだけのことをしていきたい。(苫)

危険水域 内閣支持率

 安倍晋三首相のもとで起こっている森友・加計学園疑惑。どちらも安倍首相によって国政が私物化されている事件である。私もそうだが、多くの区民が安倍首相から「真相を解明する」という言葉をきくたびに「よく言うよ」と白々しさを感じるのではないか。じっさい、森友学園と安倍首相との関係は、教育勅語を幼稚園児に教える森友学園に安倍首相夫妻が共感したのが発端。また、加計学園の愛媛県今治市への獣医学部設置問題も30年来の友人である加計孝太郎氏のために「特区」をつくり、お膳立てしたことは明白。だから「首相案件」と言われ「総理の意向」となったのではないか。それなのに自分や妻は「関わりない」と逃げ、「うみを出し切る」などと言っていることに、国民は怒っているのだ。だから民心は安倍首相から離れ、世論調査の支持率は急降下し、退陣への「危険水域」に入っているのだ。首相や自民党はそんなこともわからないほどマヒしているのだろうか。(苫)

タップで署名 安倍9条改憲NO!

 学習塾講師のTさんは多才な人。労働組合の委員長を務め、同僚で組合書記長の不当解雇の撤回を求めてたたかっている。そして、タップダンスが特技で女性たちに教えるほど。Tさんはその特技を生かして「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」にとりくもうと決意。1月下旬から毎週金曜日午前11時から12時の1時間、笹塚駅前でタップダンスを踊りながら、署名を呼びかける活動を開始。最初、応援団員は2人だったが、回数が増すごとに応援団員は増え、それにしたがい署名数も増えている。3月30日はあたたかな日差しのもと6人での行動となり署名も16筆だった。ところが、4月6日は強風で吹き飛ばされそうになりながら7人が行動。署名は5筆だった。これらの活動で寄せられた署名は、5日に応援団員のKさんが国会に届けた。自民党が3月25日の党大会で第9条の改憲を決定した。それだけに我々のたたかいもピッチをあげたい。(苫)

都営住宅の空き家 実態と募集に乖離

 渋谷生活と健康を守る会は、このほど渋谷区内の都営住宅の空き状況を調査し、発表した。区内には2443戸の都営住宅があるが、そのうちの271戸(11%)も空き家になっていた。しかし、入居者募集の際の空き家募集戸数は数戸で、同会の調査とは大きな乖離がある。私も数年前に笹塚2丁目と幡ヶ谷2丁目の水道道路沿いの都営住宅の空き家について調査したことがあるが、その際も東京都によって鍵がかけられ退所した家が驚くほど多くあった。今回、同会が空き家の調査をしたのは、都営住宅に入居したいという低所得の人びとの声に押されてのことだった。そして、この調査をもとに都営住宅を管理する東京都都市整備局に、迅速に空き家状況をつかみ、募集をかけるよう申し入れをする。高い家賃に苦しむ低所得者は多く、昨年8月のポイント方式の入居者募集では渋谷区の倍率は27.7倍。深刻な事態が続いている。早急に改善してもらわねばならない。(苫)

介護保険料 4月から引き上げ

 65歳以上の高齢者が対象の介護保険。その保険料がまた4月から引き上げられようとしている。保険料は、3年ごとの見直しのたびに引き上げられ、18年前の制度発足時の渋谷区基準額は3万6800円だった。それが現在、6万7560円に。そのため、多くの区民や高齢者は渋谷区議会に「介護保険料の引き上げをしないことを求める請願」を提出した。しかし、長谷部区政は、今議会に介護保険料の基準額を7万1520円にする条例を提出した。とくに問題なのは、まんべんなく各段階を引き上げたことに加え、これまで14段階の所得による保険料としていたのを、16段階としたこと。階層を広げたのは、所得250万円以上、1千万円以下の人だけ。それよりも大金持ちで所得が5千万円以上の人は493人もいるのに手をつけていない。少なくともこうした高所得の人には負担をしてもらい、低所得の人の負担を軽くする努力をすべきではないか。(苫)

100回目の募金活動 被災者救援

 11日午後4時から1時間、トマ孝二区議と7人のボランティアが東日本大震災被災者救援募金活動をおこなった。トマ区議らは大地震が発生した11日を被災者救援の日として、毎月募金活動を続けてきた。この7年間のうちに、熊本大地震や北九州大水害も起こった。そのさい、トマ区議やボランティアは街頭に立ち、募金を訴えた。それらの募金活動も合わせると、これまでに99回。11日はちょうど100回目となった。笹塚駅前の「クイーンズ伊勢丹」の前でトマ議員がハンドマイクを握り、訴えを開始。ボランティアが募金箱を持ち呼びかける。さっそく家族連れが幼い子どもに小銭を渡し、募金箱に入れてくれる。若い女性が財布を開き、笑顔で募金。5人連れの若者グループがやってきて、共産党の東日本大震災被災者救援募金だと言うと、1人が「それなら信用できる」と1000円札を。この日の募金額は8286円。7年間の合計募金額は105万7789円に達している。(苫)

アベ政治を許さない 金子兜太氏逝く

 俳人の金子兜太氏が2月20日亡くなった。98歳だった。兜太氏は海軍中尉として敗戦をミクロネシア・トラック島で迎えた。捕虜生活を経て1946年に帰国。戦後は日本銀行に勤め俳誌『寒雷』『風』を舞台に活動。兜太氏は思想性と方法意識に富む作風から「社会性俳句」の代表となっていった。じっさい、作者が主体的に自由に句をつくる俳句道を提唱し、自ら実践。1983年に現代俳句協会会長に就任し、後進の指導に努め、2000年から同協会の名誉会長になった。兜太氏は、トラック島で多くの死と向き合った体験から、二度と戦争を起こしてはならない、平和な世の中をつくろう、と決意。終生つらぬいた。安倍政権が2015年9月に国民の大反対を押し切って、安保法制・戦争法を可決・成立させた。それに反対する運動の中で兜太氏は作家の澤地久枝氏に依頼されて「アベ政治を許さない」を揮毫した。その太い思いは、多くの国民に受け継がれ、掲げられている。(苫)

神髄にふれた日 Kさんを偲ぶ

 2月18日の日曜日、42人の仲間が集い、昨年12月18日に92歳の生涯を閉じたKさんを偲び感謝の言葉を述べあった。日本共産党笹塚2・3丁目支部元支部長で「笹塚のレーニン」と呼ばれ、多くの人に敬愛されていたKさん。人のために尽くすことにかけて、元気はつらつと活動する人だった。とくに、病院や診療所が患者本位の医療をしていくために欠かせない患者会・友の会の発展に力を尽くした。千駄ヶ谷駅前にある代々木病院友の会の幹事を長く務めたKさん。公害病によるぜん息の夫人を支えながら、よく病院の待合室で、通院してくる人びとなどに入会を訴えていた。また、幡ヶ谷3丁目に開設されたはたがや協立診療所のあゆむ会の2代目会長として、若い役員たちを励まし親身になって活動していた。会場には、若い頃に笹塚で活動していた人も大勢来てKさんを讃えた。改めて、無私で住民に尽くす共産党員の神髄にふれる意義深く感動的な日だった。(苫)

虚偽答弁 国税庁長官

 2月16日から税金の確定申告が始まった。それを取り仕切る佐川宜寿国税庁長官の姿に区民の多くは不信の念を抱いている。実際、佐川長官は、昨年の理財局長だった際、森友学園への国有地売却問題の国会審議の際、交渉記録について「すべて廃棄した」と答弁。ところが、近畿財務局の担当者間で対応を相談した文書が1月に5件、2月に20件も出てきた。また、佐川元局長は売却価格について、いっさい示したことはない、としていたが近畿財務局員が森友学園側に「ゼロに近い金額まで努力する」と語っている音声データが見つかった。明らかに佐川氏の答弁が虚偽であり、安倍首相夫人の昭恵氏をかばうためのものであったことが歴然である。それが評価され、国税庁長官に抜擢されたのではないか。公務員は国民に真実を示し、信頼を得て活動するのが職務である。まして国会の場である。真実を明らかにしなければ、より区民の税務行政への信頼は成り立たなくなるだろう。(苫)

多喜二祭 香山リカさん語る

 渋谷区在住で社会問題についてリベラルに発言をし、注目されている精神科医で立教大学教授の香山リカさん。その香山さんが2月12日午後1時30分、なかのゼロ大ホールで開かれる第30回杉並・中野・渋谷多喜二祭で、ミニ講演をする。そのことで、いっそう注目を集めている。香山さんは小林多喜二がこよなく愛した北海道小樽市出身。そうしたことから講演のタイトルは「多喜二と私と若者と―小樽育ちの精神科医として―」というものに。昨年、共謀罪法案が国会に提出されたとき、香山さんは、この法案は現代版治安維持法であり、国民の自由や民主主義を奪うものだ、と敢然と反対運動に立ち上がった。そして、国会前でスピーチするなど参加者を励まし続けた。また、香山さんは市民と野党の共闘をすすめようと衆議院選挙・東京7区の野党共闘のために力を尽くした。常に市民の側に立つ香山さん。どんな多喜二像を語るのか、関心が大きく広がっている。(苫)

栄養士の全校配置 30年来の運動

 2018年度渋谷区一般会計予算原案で、父母から長い間求められてきた全小中学校の栄養士配置が示された。これまで、渋谷区では全小中学校の半分程度しか栄養士が配置されておらず、栄養士のいない学校が多くあった。給食を民間業者に委託した学校に栄養士を配置した。それ以外の学校は教育委員会にいる栄養士による共通献立にもとづき調理員が作って、児童・生徒に提供していた。学校給食は教育の一環としておこなわれている。だから、おいしくて栄養があるだけではなく、礼儀・作法はもとより、食材がどのように作られ、届けられているのかなどを学ぶことができる。また、子どもたちの毎日の体調の変化に配慮された給食の提供が求められている。それらの点から栄養士の全校配置が求められてきた。それで区議会には何度も父母から栄養士の全校配置を求める請願が提出されてきた。民間委託が1校増えることは問題だが、30年来の区民運動がようやく実った。(苫)

勝って兜の緒を… 沖縄で

 1月21日投開票がおこなわれた沖縄県南城市長選挙で「オール沖縄」の新人、瑞慶覧長敏(ずけらん・ちょうびん)氏が、自民、公明、維新の会推薦の現職・古謝景春市長を破り初当選した。瑞慶覧氏は元民主党衆議院議員で地元の南城市出身。知名度はあったものの立候補表明は告示2カ月前だった。勝利したのは翁長雄志知事をはじめとする共産、社民、自由、民進、社大党と保守も含む「オール沖縄」の団結力だった。古謝氏は安倍政権と一体の市長でつくる「チーム沖縄」の筆頭幹部。「オール沖縄」陣営は、南城市で勝利できれば名護市でも勢いがつく、と応援団を送った。私も1月14日から16日に稲嶺進市長応援のために名護市に行き活動したが、急遽、南城市に行った仲間もいた。いよいよ天下分け目の名護市長選挙(1月28日告示、2月4日投票)である。安倍政権は稲嶺打倒に執念を燃やし必死の構え。勝って兜の緒を締めよ――その気持ちで頑張りぬくことが求められている。(苫)

2代目の犬 求められる震災時の対策

 2018年は、戌年である。犬は、人間に飼われるようになった動物の中でいちばん古い歴史を持つと言われている。さて、この戌年にあやかったわけではないが、昨年6月29日に亡くなった犬の2代目が年末の12月29日、わが家に登場した。犬種は前と同じでパピヨンの小型犬である。3歳のメスでとても人懐っこく、おとなしい犬である。1代目はオスでやんちゃであった。今度の犬は、最初は静かであったが、慣れるにしたがって吠え出した。渋谷区は大震災時、避難所にペットを持ち込むことを想定し、どのような形で受け入れるか、その体制・マニュアルづくりを始めている。犬や猫など動物が大好きな人もいれば、嫌いで怖がる人も多くいる。多種多様な動物が集まる避難所。そこで犬や猫がおとなしくしていられるのだろうか。心配なことが多々ある。動物愛護の観点から全区民が納得できるペットの避難所づくり、マニュアルづくりが求められている。(苫)

安倍9条改憲NO! 1月3日から行動

 1月3日午後1時から全国各地でおこなわれた「アベ政治を許さない」ポスターをいっせいに掲げる行動。わが笹塚地域でも10人の仲間がポスターを持っていっせいに掲げた。この日は風が強いため、当初予定した伊勢丹ストア前をやめ、笹塚駅のガード下に移った。今年は、安倍晋三首相が自民党と一体となって憲法9条改定の発議をおこなおうとしている。それだけに「アベ政治を許さない」世論を大いに盛り上げていかなければならない。その思いで新年早々いつもより多い10人の仲間が集合したのだ。同時に、何としても平和憲法・第9条を是が非でも守りたい、という思いが強くあることから、「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」も取り組まれた。寒風の中でほとんどの人が手袋を履き、またポケットに手を入れて通る。それでも「平和憲法を守りましょう。安倍首相による戦争する国への道をストップさせましょう」の訴えに、7人が署名してくれた。(苫)

認知症フォーラム 衝撃的だった言葉

 12月20日、幡ケ谷区民会館で渋谷区主催の「認知症フォーラム」が開かれた。私は、このフォーラムで講演する世田谷区立特別養護老人ホーム芦花ホームの医師・石飛幸三氏の話を聞きたくて参加した。石飛氏は外科医から12年前に芦花ホームの常勤医となり、『「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか?』などの著書を出して注目されている人だ。石飛氏は「『平穏死』の意味」というテーマで自身が歩んできた医療の現場と現在の介護現場の体験をもとに、どうすれば自分が納得できる死を迎えることができるのか、と淡々とした口調で語りかけた。私の胸に残ったのは、自分は外科医としてやってきたことは、悪い部品を取り換える修理屋だった。若い人を救うにはそれでよかったが、高齢者は違う。老衰という自然の摂理を認識し、看護、介護の使命を認識すべきである。とくに介護は医療を超えるという言葉は衝撃的だった。(苫)


トマ議員の短編小説集『小樽の街と渋谷の街で』出版

 トマ議員が、折々にしたためてきた自伝的短編小説集『小樽の街と渋谷の街で』(文芸社刊 1500円+税)を出版しました。詳しくは文芸社HPをご覧ください。トマ事務所でも扱っています。


私の自己紹介

 苫(トマ) 孝二

  • 1950年 北海道白糠(しらぬか)郡白糠村の炭鉱で生まれる。小樽潮陵高校定時制卒業。

  • 渋谷区議8期。文教委員長、福祉保健委員長、自治権確立特別委員長、交通問題特別委員長歴任。

  • 日本民主主義文学会渋谷支部長、はたがや協立診療所理事。

  • 活動地域は幡ヶ谷1丁目と笹塚。
    事務所は十号坂商店街にあります。
    (笹塚3-19-5、電話3374-2546)
    お気軽にお立ち寄りください。

 

トマ区議の実績、人柄、政策を紹介するパンフレットです。画像をクリックすると、大きな画像でご覧いただけます。(pdf形式)