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3千万人の署名を 安倍9条改憲NO!

 3日の午後1時から笹塚駅前で「アベ政治を許さない」のポスターを掲げるいっせい行動に連帯し「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」活動がおこなわれた。参加したのは、笹塚・幡ケ谷9条の会の会員であるトマ孝二区議をはじめ6人。好天の日曜日の午後とあって、伊勢丹ストア前は買い物客がひっきりなし。若者たちの多くが関心を示さず通り過ぎてゆく。年配の女性などが「ご苦労様ですね」などと声をかけてゆく。手押し車を押している高齢の女性が足を止め、署名をしてくれる。30分余で9人の署名が集まった。安倍晋三首相は年内にも自民党案をまとめ、来年の通常国会での憲法改定発議を狙っている。まさに、憲法9条が壊され、日本が戦争する国に変えられようとしている。それだけに、3千万人の署名が重要だ。第1回の署名集約は20日となっている。大いに頑張ろうではないか。(苫)

笹幡フェスティバル 子どもと地域と

 11月26日の日曜日、10時から第22回笹幡フェスティバルが笹塚中学校の校庭で開かれた。主催は青少年対策笹塚地区委員会。協賛は笹塚中学校PTAをはじめ、同中学校健全育成推進委員会(おやじの会)、笹塚小学校PTA、中幡小学校PTA、町会、商店街などである。あたたかな晩秋の日差しを浴びて長谷部健区長をはじめ、丸山高司区議会議長、地元の区議会議員、町会長などが来賓として紹介されあいさつした。子どもたちを中心に、地域の人びとが交流し合おうと始まったフェスティバル。前日から笹塚中学校の生徒が青少年対策地区委員会の大人たちとテント張りに頑張り、当日は、模擬店の販売などに張り切っている。そのようすはとてもほほえましい。PTAのお母さんたちの豚汁やおでん、カレーライス、おやじの会の焼きそばは美味だった。舞台ではオープニングの和太鼓やさまざまなパフォーマンス。22回を重ね、すっかり地域の人びとの行事として定着したようだ。(苫)

お米カレンダー 信念つらぬき29年

 笹塚1丁目在住で水の文化研究所を主宰する富山和子さん作成の「日本の米カレンダー2018」の販売が始まった。この「カレンダー」は、29年前に、米の市場開放がおこなわれることに危機感を持った富山さんが、日本の原風景になっている水田を守らなければ、と創刊したもの。以来、29回発行され、日本の残したい、伝えたい、その思いが込められた風景が各家庭に届けられてきた。2018年版は、1月は新潟県十日町市のどんど焼きから始まり、3月は徳島県美馬市の菜の花咲く吉野川、7月は長野県長野市の田野口沖の棚田など美しい田園風景があざやかに表示されている。「海は生きている」を発刊し、環境保護を訴えてきた富山さん。今回のカレンダーの発行に当たり、「豊洲はいわば『毒のたまり場』」「なぜわざわざ巨費を投じて汚いところへ移らなければならないのか」と築地市場の豊洲移転に断固反対するコメントを発表している。信念をつらぬく姿勢に感服する。(苫)

劇映画・沖縄を観る 47年前にも

 11月8日の夜、なかのゼロホールで劇映画・沖縄を観た。映画は、まだ沖縄が本土復帰をかちとる前につくられたものである。第1部が「一坪たりともわたすまい」、第2部が「怒りの島」となっている。1部はアメリカ軍に銃剣を突きつけられ、農地を奪われた農民が土地を取り戻すため立ち上がるようすが。第2部は米軍基地で働く人びとが米軍の巧妙で苛酷な弾圧を乗り越えてストライキを決行する姿が感動的である。映画は、アメリカ軍政下で無権利状態にさらされている沖縄の人びとが、本土復帰をめざし、たたかう姿を描いたものだ。この映画を私は47年前に観た。私は「沖縄返還同盟」に加わり、核も基地もない、平和な沖縄を取り戻そうと活動に打ち込んだ。1972年5月15日、沖縄は日本に返還された。しかし、米軍基地は居座り続け、少女暴行や女性殺害事件などが頻発している。48年前の映画だが、その迫真性は強烈で、観客は4時間画面に釘付けだった。(苫)

賃貸人の変更 URの責任

 幡ケ谷駅南口から徒歩4分ほどのところにある公団住宅。50年ほど前に都市整備公団によって建設された公営住宅である。その都市整備公団が、独立行政法人・都市再生機構(UR)になって以降、おかしな事態が起きている。幡ケ谷1丁目31番の公営住宅が株式会社クマシュー工務店に売却されたのだ。そのため、公団住宅と住民が結んでいた契約は3年間は継続されるが、それ以降は認められないのだ。じっさい、新たな賃貸人となったクマシュー工務店は、老朽化している住宅を解体し、共同住宅をつくることで利益を得ようと買い取ったのだろう。売主の都市再生機構は住人に対し他の公団住宅への移転をあっせんすることにしているが、渋谷区内には単身者向けの住宅はない。そのため1人暮らしの高齢者は、行き場を失うのだ。住宅は基本的人権であり、それを保障するための公団住宅ではないか。それを守らなければならない政府が壊している。許せない事態だ。(苫)

国際交流学級退去 前区長の悪政

 10月26日の渋谷区議会に急遽「神宮前国際交流学級の移転に関する合意(和解)について」の議案が提出された。その内容は、区立神宮前小学校で運営されている国際交流学級と区が①平成29年12月末日までに完全に移転する②それまでに移転できない場合には、平成30年2月末日に一部を明け渡す③いかなる事情があっても平成30年6月末日に完全に退去する④退去するまでの期間、所定の使用料を払う―と合意したのだ。10年前に桑原敏武前区長がトルコ大使館からトルコ人子弟のための教育との要請を受けたとして、国際交流学級の開校を認めた。これに対し日本共産党区議団は、トルコ人のホライゾン学園は、営利のインターナショナルスクールを経営していることを示し、区が便宜をはかることは認められない、と反対してきた。今回区は、児童数が増え施設が足りなくなったことを理由に退去を求めたものだ。改めて前区長の悪政があぶりだされた形だ。(苫)

「憲法を守って」 総選挙に声

 今回の総選挙ほどあわただしい選挙はなかった。10月22日に予定されていた3つの衆議院補欠選挙に安倍晋三首相は、野党共闘によって負けるかもしれない、共闘が整わないうちに総選挙をぶっつけた方が有利と考え、強行した。私は、その日程で総選挙になるかもしれないとの報道もあり、備えなければと語ったりしたが、9月区議会の準備に忙殺されていた。9月17日、NHKが朝7時のテレビで安倍首相が10月10日告示22日投票の決断というニュースを流し、一気に総選挙の情勢になった。民進党が市民連合と野党4党の協定を破り、憲法改悪をめざす希望の党に合流。それに反発して立憲民主党が結成され、共産党は候補者を取り下げ応援した。選挙結果は、自民、公明党が3分の2を超える議席を確保。共産党は9議席減らし、12議席に。選挙中、30代の女性から「憲法を守ってください」と言われた。その言葉を糧に新しい気持ちで頑張っていきたい。(苫)

「9条俳句」裁判 不掲載違法の判決

 「梅雨空に 9条守れの 女性デモ」の俳句が、公民館だよりに不掲載になったことに対する裁判の判決が13日、さいたま地方裁判所(大野和明裁判長)で下された。原告の主張を認め、さいたま市が俳句を不掲載としたことは違法だとして、5万円の支払いを命じた。ことの発端は、原告が参加している俳句サークルが毎月開いている句会で詠まれた句のうち1句を公民館だよりに掲載するために提出したところ、公民館側が政治的で中立性に欠く、と掲載を拒否したことにある。憲法を守らなければならない市の公民館がそれと真逆のことをやっていることに、私も会員になっているはたがや句会は人ごとではないとして、さいたま市役所に出向き、不掲載を撤回するよう要請した。しかし、市当局はかたくなに拒んだ。それだけに今回の判決に安堵した。77歳の原告の女性は「自由に発言できる社会を守るために、一歩踏み出してよかった」と語った。凛とした勇気をたたえたい。(苫)

幡ヶ谷2丁目住宅 汚染基準値以下に

 現在建築中で来年4月から入居できる区立幡ヶ谷2丁目住宅を新たに条例に追加する議案が6日の区議会で可決された。日本共産党渋谷議団は、桑原敏武前区長が、この土地の取得にあたって、住民や区議会にいっさい説明せず、ガラス工場跡地で土壌汚染があるうえ道路付けも悪い土地なのに、高額な価格で買収したこと、また、土壌汚染がある土地に住宅や保育園を建設することは問題だとして反対してきた。しかし、この2年間、6回の土壌汚染モニタリング調査結果では、いずれもフッ素などが環境基準値以下であること、また、区民の低家賃住宅の要求は切実で、高齢者単身21戸、障害者5戸、一般世帯用12戸の設置は、区民の立場から評価できるとして賛成した。こうした日本共産党の姿勢に対して、自民党議員から「あんなに反対していたのに」と、やゆする野次も出た。私たちは常に真実を追究し、住民要求実現のため真摯に活動していく。その態度は変わらない。(苫)

身勝手な解散 きびしい審判を

 安倍首相が9月28日おこなった臨時国会冒頭の衆議院の解散はあまりにも大義のない身勝手な解散と言わなければならない。多くの区民も私と同じ思いなのではないか。じっさい、野党4党が通常国会終了後、森友、加計学園疑惑を解明するため、憲法53条の規定にもとづき臨時国会の招集を求めていた。ところが、安倍首相は、それにこたえず、解散を強行した。まさに憲法違反の暴挙である。こうしたやり方は、森友、加計学園の疑惑をかくすためのものではないかと、誰もが思ったのではないか。それをとりつくろうために安倍首相は、消費税を10%にして、幼児教育の無償化にあてる、北朝鮮危機を持ち出して国難を解決するんだと居丈高に叫んでいる。国民は、安倍首相の魂胆をさっさと見抜いている。朝日新聞は社説で、解散前から「保身のために解散権を私物化する」と痛烈に批判していた。一片の道理もない安倍首相に、国民はきびしい審判をくだすだろう。(苫)

30年目の想い 愛と平和の作品展

 9月18日から24日まで開かれた「Love & Peace 展」。今回で30回となる同展は、渋谷区など都内で働くグラフィックデザイナー、イラストレイターなどによって結成された「アイズ」が開いたもの。グループ名は「澄んだ目で現実社会を見つめ、自分のメッセージをカタチにして人々に合図を送ろう」と付けられた。私は19日午後7時5分前に入場したが17人の出展者が「愛と平和」というテーマに、自由闊達にイラストや絵画で表現していてとても見ごたえがあった。なかでも前山研一郎氏の「改憲五輪音頭2020」は、安倍首相が言い出した憲法改悪に対し、鋭い風刺をしており、強く心に残った。また、共同制作の「そーっとのぞいてみてごらん」は、今年の6月、衆議院で強行採決され、施行された「共謀罪」について、それぞれが個性を最大限生かして、厳しく告発している。その機知、感性に大いに共感した。この作品展を30年も続けてきたことに改めて賞賛したい。(苫)

ミサイル発射に抗議 区議会の声明

 北朝鮮は9月15日午前6時57分に再びミサイルを発射した。今回のミサイルは、8月29日に発射した弾道ミサイルと同じ型で、コースも北海道上空を通過して太平洋上に落下させた、きわめて危険なものだ。また北朝鮮は、9月3日に地下核実験を強行した。こうした暴挙に9月11日、国連安全保障理事会は全会一致で制裁決議を採択し、厳しい対応をはかった。しかし、北朝鮮は、国際社会の要請・対応を無視してミサイルを発射したのだ。言語道断と言わなければならない。北朝鮮の暴挙について、渋谷区議会は、各会派の幹事長と正副議長名で15日、「北朝鮮のミサイル発射に抗議する声明」を発表した。声明は「政府に対し、北朝鮮がこのような度重なる挑発行為を繰り返さないよう、関係諸国と連携し、さらなる断固たる対応をとること」などを求めた。私は今こそ、日本政府があらゆる場を生かして、北朝鮮と対話する努力をしていくべきだと思う。(苫)

「カメジロー」を観た 沖縄の源流

 アメリカ軍の圧政に対し、県民と団結し、祖国復帰を実現した瀬長亀次郎(沖縄人民党委員長、復帰後・日本共産党副委員長)を描いたドキュメンタリ映画「米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー」を観た。沖縄は第2次世界大戦中、日本で唯一地上戦がおこなわれ、20万人が犠牲になった。戦後は、サンフランシスコ条約で日本から切り離され、アメリカ軍の施政権下に置かれた。その沖縄で、弾圧を恐れず、基地の撤去・返還を求めて敢然とたたかったのが瀬長である。瀬長は、沖縄の民衆とともにたたかい、那覇市長に選ばれる。しかし、瀬長は、アメリカ軍の陰謀によって市長を追われる。だが、瀬長は屈せず、県民とともに祖国復帰運動をすすめ、1972年に実現した。映画はそのたたかいを克明に追い、現在の辺野古新基地建設反対の源流になっていることを示す。私は7日の午後2時に行ったが、ほぼ満席。映画の終了時、拍手が起こった。感動的な映画だった。(苫)

800本完売 商店街のイベントで

 トマ事務所が会員になっている笹塚十号坂商店街振興組合の夏の大イベント・カンカンバザールが8月26日の5時からおこなわれた。トマ事務所は受け持ちの焼きトウモロコシを販売。そのために主なメンバーが朝7時から皮むきを開始。約1時間半で皮むきは終わり、今度は大鍋でトウモロコシをゆでる。北海道・洞爺湖産のトウモロコシは粒が大きくておいしいと評判である。しかし、今年は天候不順のためか小振りで、実が細いものがややあった。昨年は雨にたたられて600本しか売れず、残念な結果だった。今年の天気が気が気でない。何度かパラパラと雨が降ってきた。昨年の二の舞か、と気をもんだがどうやら雨雲は去り、一安心。5時からバザールがスタート。家族連れなどが買ってくれるが、以前のように行列ができない。庶民のふところがきびしくなっていることを強く感じる。盛んに売り込みをして午後8時15分、ようやく800本を完売することができた。(苫)

約束を果たせ 築地市場

 小池百合子知事は、8月28日に臨時都議会を招集した。臨時議会は、豊洲新市場への移転に向けた補正予算を審議するため開くもの。豊洲新市場については、昨年9月に建物の下に盛り土がなかったことが発覚。また、猛毒のシアン化合物などが検出され、築地市場の関係者のほとんどが、新市場への移転に反対している。小池知事は、豊洲新市場に築地市場を移して、その跡地を東京五輪・パラリンピックのための駐車場にするためとしているが、8月23日、築地市場で働く女性でつくる「築地女将(おかみ)さん会」の代表は、小池知事に対し、築地を解体し、五輪・パラリンピックの輸送拠点にすることについて、築地問題と切り離して検討すること。豊洲は無害化されていないし、安全宣言もされていない。もう一度立ち止まって考えてほしいなどと述べ、食の安全のため、築地市場の人たちとの約束を守ることを求めた。都民のほとんどが、それが正論だと思うだろう。(苫)

母校が消える 地方の衰退

 今年も旧盆の時期、北海道小樽市に帰省した。小樽も東京同様に天候不順で雨の日が続いた。それでもムシ暑さはなくしのぎやすい。父や継母の墓に墓参し、弟の遺骨に手を合わせた。小樽市は過疎化がとまらず、7月末の人口は12万人を切り、11万9611人だという。街を歩くといたるところに空き地があり、店や家がなくなっている。改めておどろいたのは、私も母に連れられてよくいっていた小樽市民の台所をまかなう市場が店をなくしていることだった。私の小学生時代ににぎわっていた妙見市場は数十件あったが、やっていたのは1軒の魚屋だけだった。入船市場にいたっては新南樽市場に吸収され、更地になっていた。さらにショックだったのが、わが母校・緑小学校が統廃合されること。今年で閉校になるのだ。思い出深い学校が消滅してしまう。自民党政治による地方の衰退。これに歯止めをかけるためにも安倍政権を倒さなければとつくづく思う。(苫)

今年も800本 焼きトウモロコシ

 8月の第4土曜日に開かれる笹塚十号坂商店街のカンカンバザール。区の補助金を受けておこなう一大イベントである。十号坂はこの日、焼きそば、お好み焼き、生ビールの模擬店や金魚すくい、ヨーヨー釣りなどの店が並ぶお祭り広場となる。わが事務所は、焼きトウモロコシの販売をおこなう。4年前から始まり、最初は400本だったが、早々と売り切れたので翌年は600本。それでもバザールが始まると飛ぶように売れ、6時すぎに完売。そこで一昨年は800本に挑戦。これも7時半すぎに売り切れてしまい、残念がる人が多く出た。ところが昨年は雨にたたられて600本しか売れず200本が残ってしまった。商店会で買い取ってくれたが、なんとも後味の悪い結果だった。今年はそんなこともあって躊躇(ちゅうちょ)していたら、商店会長から「お客様に喜んでもらうんだから800本を」という要請が来た。朝7時の皮むきから夜の販売と大わらわである。どうか、雨は降らないでほしい。(苫)

核兵器禁止条約 日本政府の態度

 8月3日から9日にかけて広島・長崎市で原水爆禁止世界大会が開かれた。この大会を前に核兵器が地球上からなくなる可能性が開かれることが起こった。7月7日、ニューヨークの国連本部で開かれた「核兵器の全面廃絶につながる、核兵器を禁止する法的拘束力のある協定について交渉する国連会議」で、核兵器禁止条約が国連加盟の193カ国の63%に当たる122カ国の賛成(保留1、反対1)で採択されたのだ。条約は、前文で核兵器の非人道性をきびしく告発し、その違法性を明確にした画期的なものである。しかし、問題は、戦争被爆国である日本がこの条約に棄権したこと。私は広島市で8カ月記者活動をした者として、核兵器は廃絶しなければならないと思い、2010年と2015年にニューヨークのNPT(核不拡散検討会議)に出かけ、行動してきた。それだけに、日本政府がこの条約に参加し、核兵器廃絶の先頭に立つために、いっそう頑張らねばと決意している。(苫)

雨のフェスティバル 笹塚駅前で

 毎年7月末の金曜日と土曜日の午後4時から笹塚駅前で開かれるサマーフェスティバル。ショッピングモール前に舞台がつくられ、甲州街道からの車両はストップ。沿道に飾られた提灯がともり、車道は歩行者天国となり、家族連れなどが楽しい時を過ごす夏の大イベントである。ところが今年の2日目の土曜日は勝手が違った。4時半すぎに降り出した雨は、強烈な土砂降りとなって、フェスティバルを襲ったのだ。私は、事務所を訪ねて来てくれた同郷の税理士と打ち合わせを兼ねて、笹塚中学校の「おやじの会」が出店した模擬店でフランクフルトや焼きそばを買い、ビールを飲んでいたら雨。急いで税理士は帰宅することに。フェスティバルにやってきた人もあわてて軒下などに逃げ込むものの止みそうもない雨にあきらめて退散していく。結局、雨除けのない舞台は使えず、踊り手などはガード下を使ってのパフォーマンス。懸命に踊る若者たちの姿は健気で凛々しく頼もしかった。(苫)

もう1つの視点 公民館だより

 22日から24日、千葉市で開かれた第59回自治体学校。その学校の3日目、長澤成次千葉大学名誉教授の「社会教育・公民館の役割と地方自治をめぐる課題」と題する特別講演には大いに学ばされた。長澤教授は、日本社会教育学会会長を務め、社会教育の第一人者である。長澤教授は、さいたま市の公民館で起こった「梅雨空や『9条守れ』の女性デモ」の不掲載問題について、これは憲法で保障された基本的人権の侵害であるばかりか、社会教育法の12条で定められている学習権を根底から侵害するものだと指摘した。公民館は地域住民の学習権を保障する場であり、「公民館だより」はそれにもとづいて発行されるものだ。それに反して「9条守れ」などの文言を「政治的」と断じ、不掲載にしたことは、二重三重に認められないとの見解を示した。これは、「はたがや句会」のメンバーの1人として抗議に出かけた私にとって、改めて目を開かせられる指摘だった。(苫)

那覇のたたかい 炎天下で

 名護市辺野古の新基地建設強行に断固反対してたたかっている沖縄の人びと。その先頭に立って奮闘しているのが日本共産党である。日本国民と沖縄の人びとの今後のたたかいに大きく影響する選挙として注視されていた沖縄県那覇市議会議員選挙。日本共産党は6議席から7議席に挑んだ。2日の都議選の投票日が告示日で、9日が投票日であった。結果は、都議選と同じく、14人が公認候補の自民党はその半分の7議席しかとれず、日本共産党は全員当選で20年ぶりに7議席となった。私は4期目をめざす友人の古堅茂治氏の応援に5日から7日、那覇市に行った。古堅氏が風邪のため街頭演説が充分できないので、私が代わって訴えた。今回の選挙は、都議選で示された憲法、地方自治破壊の安倍政治を許さないこと、オール沖縄の城間市政を発展させ、住民要求を実現するたたかいであることを話した。炎天下で、汗みずくだったが、多くの人に支えられて、快く応援ができた。(苫)

老犬の死 あっけない別れ

 わが家で飼っていた犬が6月27日の夜、死去した。享年15歳9カ月だった。人間の年齢に換算すると1歳は6歳から7歳といわれるので、6歳として数えてみると94歳になる。長寿であった。病気らしい病気もせず、最期にがんになって、食欲を失い、あっけなく旅立ってしまった。じっさい、6月10日すぎから急にエサを食べなくなり、好物のパンやリンゴを与えても残すようになった。徐々におとろえ、ついに力尽きたという感じだった。それでも死ぬ前日の朝には10分程度だったが私と散歩に出かけ、死んだ日の朝も5分ほどだが妻と散歩に出かけた。私が帰宅する1時間前から急変し、虫の息になりだした。そして私が戻り耳元で声をかけているうちに絶命した。愛犬は雄で、若い頃はやんちゃでマンションの掃除の女性にかみついたこともあった。また、散歩時、他の犬と会うと吠えて困らせた。だが晩年は静かで、好々爺のようだった。あっけない別れだった。(苫)

障害児教育 生涯を捧げた人

 渋谷区立上原中学校などで障害児教育にたずさわり、生徒をはじめ、多くの人びとに慕われていた上野勝也さんが6月15日、息を引き取った。89歳だった。私が上野さんとかかわるようになったのは、上野さんが定年退職後、笹塚1丁目にあった障害者通所施設むつみ学園の園長に就いてから。上野さんは気さくで通所生ともすぐに仲良くなり、一生懸命接する姿はとてもすがすがしかった。むつみ学園は、通所生の親たちが資金を出し合ってつくられた学園だったが、土地と建物の名義が金子マスノ園長の名になっていたため、金子さんが急死したあと、相続問題が発生した。私と上野さんは金子さんの親族に力になってもらおうと佐渡島に一緒に行った。結局、土地・建物はむつみ学園のものにはならず、幡ヶ谷3丁目に移ることになった。全国障害者問題研究会東京支部長などを務め障害者のために生涯を捧げた上野さん。また1人、大事な人を失った。残念でならない。(苫)

登録者募集の変更 区営住宅

 渋谷区の高齢者向け区営住宅の空家待ち登録者募集の変更についての報告が6月23日、区議会福祉保健委員会であった。2016年度は9棟の単身用住宅168戸、世帯用住宅43戸に対し、単身用8戸、世帯用6戸の募集がおこなわれた。しかし、当選者の中からあっせんされた住宅は遠いなどとして単身用で1戸、世帯用で3戸も辞退者が出た。そのため7月1日募集からこの方式を変えて、各住宅ごとに募集する方式に改めるということだった。確かに高齢者が住みなれた地域から新しい地域に移ることは大変なことである。この方式に変更することによって当選者は移転先の住宅もはっきりし、新しい場所での生活を思い描ける。今回の変更は一定の改善だと思う。しかし、募集は9棟ごとで募集戸数は1、2戸である。2016年度は単身用8戸に対し、199人が応募した。住宅は圧倒的に不足していることが問題である。増設していかなければならない。(苫)

あした天使になあれ 10年ぶり再演

 私の友人が企画・制作したミュージカル「あした天使になあれ」を16日の夜、観た。ストーリーは、病棟看護師の亜矢子が恋人の芳男とのデートを急患が入ってキャンセルに。亜矢子に会いたい芳男は亜矢子の病院に入院する。そこには認知症の三井老人、大企業の専務の加川、アルコール依存症の渡辺がいた。そして亜矢子を追いかけている元患者の武田もやってくる。三井老人の看護方針をめぐって、医師と看護師が対立する。やがて看護師たちの懸命な努力などによって三井老人の病状は回復する。亜矢子と芳男の恋の行方を軸に、看護師や患者をとりまく社会の深刻な現実と医療のきびしい実態がテンポのよい歌と踊りによって描かれていく。このミュージカルは10年ぶりの再演。その間すすんだ医療現場の生なましい事態も示される。そのこともリアルですばらしいが、多くの人が感動するのは、人間らしい医療とは何かを追求し、示していることが伝わってくるからだろう。(苫)

「水車28号」 シブヤの文化発信

 渋谷区は、シブヤの文字を生かしてこんな標語をつくっている。「しぜん(自然)とぶんか(文化)とやす(安)らぎの街」である。このことを知っている区民はどのくらいいるだろうか。この標語に呼応するわけではないが、日本民主主義文学会渋谷支部では、毎月1回、代々木駅前の区立ふれあい会館で学習会を開き、文学の創造のために活動している。その地道な活動によってこのほど生まれたのが同人誌「水車28号」である。各作品とも個性が光り、現在のさまざまな問題に切り込んでいる。巻頭を飾っている馬場ひさこ氏の「セカイノオワリ」は、不登校に陥った小学生の孫を描いた力作である。タイトルになっているのは「セカイノオワリ」という若者のバンドの名である。そのバンドの歌を自分たちのものとしてカラオケで歌う小学生の姿がリアルに描かれている。ぜひ手に取って読んでもらいたい。シブヤの文化を発信している「水車28号」の意気込みを感じてもらいたい。(苫)

毒のあるところに 豊洲移転

 全国注目の都議会議員選挙が目前になってきた。たたかいは7月2日に決着がつけられる。最大の争点は、築地市場の豊洲への移転問題。自民、公明党は豊洲への移転を推進したものの、土壌汚染が解決していないのにもかかわらず、豊洲への移転を主張。肝心の築地市場で働き、営業している人たちが発がん物質のベンゼンや猛毒のシアン化合物が出ているところに行きたくないと言っているのに、無理やり豊洲へ行こうというのだ。銀座の天ぷら屋さんが、築地市場が豊洲へ行ったら「僕は豊洲に行きません」「豊洲ではお客様に安心して提供できるものは出せない」という。私たちの地元・笹塚のさつま揚げ屋さんも「土壌に『毒』が残る豊洲新市場で食べ物を扱うことが常識としてありえるか」と訴えている。「しんぶん赤旗」日曜版に載った2人の発言は核心を突いている。食の安全のため東京ガス工場跡地の新市場計画に反対し、築地で再整備をという共産党が一番スジが通っている。(苫)

「総理が言えないから」 また疑惑

 安倍晋三首相に、森友学園問題に続いて加計学園の獣医学部新設にからんで大きな疑惑が浮上している。総理大臣による友人への便宜供与であり、政治の私物化である。文部科学省の前事務次官の前川喜平氏が「総理の意向」という内閣府からの要請文書について文部科学省で作成したものだと証言している。にもかかわらず、菅義偉官房長官は「出所不明で信憑性に欠けている」と、再調査をしようとしない。前川前事務次官は、5月30日付の朝日新聞で昨年の9月から10月にかけて和泉洋人首相補佐官と首相官邸で複数回面会し、「総理は自分から言えないから、私が言う」などと加計学園の獣医学部新設を早くするよう迫られたことも証言した。安倍首相や自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長は、前川氏の国会の証人喚問を拒否し、真相を闇に葬り去ろうとしている。こんなことは国民は許さないだろう。安倍政権の不正に対する怒りの声はますます広がるだろう。(苫)

むつみの10年 廃園寸前から

 晴れた20日の土曜日、幡ヶ谷3丁目の障害者授産施設むつみ工房のバザー・ビアパーティーが開かれた。私は、都議会議員選挙に向けた笹塚ショッピングモール前の街頭演説のために朝から大わらわだった。そのため、ビアパーティーの終わり頃にようやく参加することができた。着くと多くの人が残っていてビールや会話を楽しんでいた。その人びとを見るにつけ、「むつみ」も大きく成長した、と実感した。私が初めてかかわった30年前は、笹塚1丁目のむつみ学園(当時)に通所している人は1人しかいなかった。廃園寸前だった。そこに上野勝也氏や白男川まり子氏がかかわるようになって「むつみ」は利用者が増え、ぐんぐん成長。そして、笹塚1丁目から幡ヶ谷3丁目に移転のときに支援してくれたのが私の尊敬する友人の飯島良臣氏である。彼が全資産を投げうって、「むつみ」のためにビルを購入し、貸してくれたのだ。それから10年。飯島氏には感謝、感謝である。(苫)

ビデオメッセージ 憲法9条改憲

 憲法記念日の5月3日に発表された安倍晋三首相のビデオメッセージに多くの区民がびっくりしたのではなかろうか。憲法を守るべき首相が、それを一顧だにせず、平然と「憲法9条の1項、2項は残し、自衛隊の記述を3項に加える」と述べたのだ。そのうえ、2020年の東京オリンピック開催の年に施行すると言い出したのだ。憲法9条は、日本が侵略戦争で、アジアの人びと2000万人、日本国内では300万人の尊い命を奪った深い反省から二度と戦争はしない、戦力は持たない、と定めたのである。「戦争はしない」と世界に宣言した憲法は日本の宝であり、世界の宝ともなっている。この優れた憲法を安倍首相は壊そうとしているのだ。すべての閣僚、国会議員をはじめ、公務員は憲法を遵守し、擁護する義務を負っている。それを踏みにじり、しかも、政治利用してはならないオリンピックを利用しているのだ。こんな安倍首相の野望を区民は許さないだろう。(苫)

豊洲の計画は白紙 区民の審判を

 区民が審判を下す東京都議会議員選挙の告示まであと1月半余。今回の選挙の最大の争点は、築地市場の豊洲への移転問題である。自民党は「豊洲の安全は証明された」と早期移転を公約に。公明党も「豊洲移転に向け、着実かつ確実な前進」と小池知事に迫っている。しかし、農水省は、豊洲について、盛土の対策をとっても「生鮮食料品を取り扱う卸売市場」には想定し得ないと答弁している。じっさい、土壌汚染があれば盛土をして遮断したとしても地震で地盤が液状化したり、施設が老朽化した場合、汚染土壌が遮断を破って表に出てくる。そんなところに都民の大事な食料を扱う市場をつくることは許されないと、農水省は言っているのだ。小池都政の専門家会議は3月19日に、予想されるリスクとして「地下水から気化した水銀、ベンゼン、シアンを含むガスの地下ピット内の侵入」を指摘している。危険な豊洲への移転は白紙に戻すしかない。区民はその意思を示すだろう。(苫)

90回の救援募金 冷たい雨と風の中

 11日午後4時30分から1時間、東日本大震災被災者救援募金活動が冷たい雨の中とりくまれた。トマ区議とボランティア4人によって笹塚駅東側での街頭募金活動が展開された。この日は前日のうららかな春日和から一転し、冬に逆戻りした寒い雨日和で、風も強いため、1時間立ちっ放しの活動はたいへんしんどかった。とくに、傘をさした人が急ぎ足で通り過ぎていき、今ひとつ反応は鈍い感じだった。それでも千円札を募金箱に入れてくれる人が3人もいて、この日の募金額は5127円に達した。本当にありがたいことである。6年前の3月11日に起きた東日本大震災以来、毎月1回以上取り組まれてきた被災者救援募金活動。昨年4月14日に発生した熊本大地震の救援募金活動と合わせ、この日で90回目の取り組みとなった。これまでの募金額は95万6685円に達している。東北や熊本の被災地はいまだに復興への道は遠く半ばである。引き続き頑張っていきたい。(苫)

都心上空飛行計画 危険で無謀

 国土交通省は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、羽田空港を発着する国際線を増便するため、現在の東京湾上空を飛行するルートから、私たちの渋谷区や港区など都心の上空を飛ぶルートに変更しようとしている。新飛行ルートは、南風時の午後3時から7時の間に渋谷区では初台、代々木付近で900m、恵比寿、広尾付近では600mの上空を飛ぶルートが計画されている。1時間に44便(1分20秒に1便)も飛ばそうとしているのだ。航空機の墜落事故は日本をはじめ、世界各地でたびたび起きており、東京の市街地上空を飛行することになれば、その危険ははかりしれない。万が一墜落事故が起きたら、大惨事になる。羽田空港の飛行ルートは「海から入り、海に出る」ということが原則になっている。それを根底から覆す新飛行ルートは認められるものではない。住民が力を合わせ、無謀な計画は撤回させようではないか。(苫)

竹橋事件 語り継ぐ会

 天皇を護衛する近衛兵が明治11年(1878年)に起こした反乱・竹橋事件について、どれくらいの区民が知っているだろうか。区内在住の作家・澤地久枝さんの労作『火はわが胸中にあり』という作品によって世に知らされたが、知っている人は少数である。事件を学び合い、語り継ぐこと、竹橋事件青山墓地遺族会に協力して、旧近衛鎮台砲兵之墓を維持することを目的として竹橋事件の会が結成されている。その第9回総会が3月25日、全労連会館で開かれ、会員である私は出席した。この会にかかわるようになったのは、日本共産党笹幡後援会の会長と日本コトバの会の会長を務めていた内山みち子さんに勧められたのがきっかけだった。内山さんの夫がこの事件に深くかかわった内山定吾の末裔であったので後の自由民権運動につながるこの事件を教えられたのだ。総会は高齢者ばかりであったが、総会後の記念講演会には20代の若者の参加があり、ホッとした。(苫)

共同墓地のこと 木更津に17年前

 私が副会長を務める渋谷生活と健康を守る会の共同墓地墓参会が彼岸の20日おこなわれ、22人が参加した。「守る会」が17年前に建てた共同墓地は千葉県木更津市にある。そのため、マイクロバスで東京湾を横断する高速道路を通るコースで行く。昨年は8時すぎに出たことから大渋滞に巻き込まれ、霊園に着いたのは12時すぎだった。今年は午前7時30分に幡ケ谷社会教育館前を出発。すぐに首都高速環状線に入ったことが功を奏し、午前9時20分に到着。さっそく石屋さんが5人の遺骨を収める。次に若い真福寺の住職が読経を始め、途中で私たちは線香を上げる。今回、私が収めた遺骨は昨年の8月に亡くなった97歳のKさんと12月に77歳で亡くなったMさん。どちらも身寄りがない人だ。今年の分を合わせると26人の遺骨が収められている。誰も知らない墓地より、毎年故人を偲び、仲間たちが参拝に来る墓地に入り、2人は安心したことだろう。(苫)

重税反対渋谷集会 30回欠かさず

 税務署への確定申告が迫る13日午前9時15分から渋谷区商工会館で「3.13重税反対統一行動・渋谷集会」が開かれ、連帯のあいさつをした。この集会は1969年から毎年開かれており、私は区議会議員として30回欠かさず参加してきた。全国600カ所でいっせいに集会が開かれる。渋谷の場合、渋谷民主商工会や東京土建渋谷支部、渋谷区労連を中心に実行委員会がつくられ開催されてる。多くの参加者を前に私は、きびしい生活のなか納めている税金が不当に使われていること、大阪・豊中市の森友学園への国有地払い下げや東京・豊洲の市場移転問題を例にひどい政治をやめさせようと訴えたが多くの人がうなずいていた。集会では、「消費税増税中止、安倍暴走政治ストップ、民主的税制・税務行政の実現へ声を上げ共同を広げよう」のアピールが採択された。そして、参加者は税務署に向かってパレードをした。安倍政権の税務行政に対する怒りに満ちた集会だった。(苫)

発災から6周年 毎月の募金活動

 東日本大震災の発生(3月11日)からもう6年が過ぎようとしている。しかし、いまだに避難生活をしている人が15万人以上にのぼっている。私は、この大地震発生以来、多くの仲間たちと被災者を救援するため毎月募金活動をおこなってきた。昨年の4月11日までの5年間で74回、笹塚駅前や十号通り入口で街頭募金活動をおこない、累計で81万5617円の協力を得た。1年前の4月14日には震度7の地震が2度も起こり、震災関連死も含めると200人の犠牲者が出た熊本地震が発生した。そのため、4月16日以降、熊本地震被災者救援募金活動に切り替え、毎月14日を中心に14回の活動をおこない、12万7595円の募金が寄せられた。両方の募金を合計すると、94万3212円に。買い物途中の女性や学校帰りの高校生や中学、小学生などが財布から小銭を出してくれる。本当に街の人びとのあたたかさに支えられて続いてきた活動である。感謝である。(苫)

キックオフイベント 東京7区で

 私たちの生活や区政に大きくかかわる衆議院選挙。その選挙が今年中におこなわれる可能性がきわめて高い。そこで渋谷区と中野区の東京7区では昨年12月から市民が集まり、野党の統一候補を実現し、勝利させようと準備をすすめてきた。2月25日夜、中野区産業振興センターで「選挙で変える! しぶや・なかの市民連合」の結成集会(キックオフイベント)が、200人を超える人びとが参加して開かれた。集会では呼びかけ人のスピーチがあり、市民と野党をつなぐ会代表の鈴木国夫氏、中野区在住で東京電力株主代表訴訟事務局長の木村結さん、渋谷区在住で精神科医・立教大学教授の香山リカさんが市民の力で政治を変えようと訴えた。続いて長妻昭衆議院議員(民進党)、谷川智行医師(日本共産党)が熱く連帯のあいさつをおこなった。出席した市民からの発言は、どの人も安倍政権の民主主義を踏みにじる政治をやめさせたい、という必死な思いが込められたものだった。(苫)

築地・豊洲ツアー おりかさ氏と

 19日、日本共産党笹塚幡ヶ谷後援会主催による「おりかさ裕治都議選予定候補と行く 豊洲予定地・築地市場見学バスツアー」が20人の後援会員の参加で実施された。午前8時30分、幡ケ谷社会教育館前を出発し、笹塚交番前に寄り、高速道路を使ったら30分程度で築地市場に着いた。市場は日曜日は休業日なので閑散としていた。が、場外市場は、観光バスでやってくる中国や東南アジアの人びとですごい賑わい。1時間ほど買い物を楽しんだり、築地名物の卵焼きにパクついたりして、1日1万人以上が利用し、日本が世界1の市場と誇る街を散策した。次は石原慎太郎元都知事が土壌汚染がある東京ガス跡地に造成した豊洲の移転予定地。6千億円もかけた広大な施設にびっくり。説明役のおりかさ予定候補が、築地市場の移転問題を初めて都議会で取り上げたのが20年前に渋谷で当選した山本信氏だったことなどを報告。共産党の議席の大切さを改めて感じたツアーだった。(苫)

性的少数者 区議会で研究会

 渋谷区では一昨年の4月に全国で初めて「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が可決・成立した。この条例は、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー(LGBT)の人びと、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)を尊重し、その権利を守ろうという条例である。条例にもとづき渋谷区では、同性パートナーシップ証明書を発行している。こうした条例の意義などについて深めるため渋谷区議会は13日、渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員で東京レインボープライド共同代表理事の杉山文野さんを招いて研究会を開いた。杉山さんは、女性として育てられてきたものの性同一性障害とわかり、男性になった人。早稲田大学大学院に進んだ杉山さんはジェンダー論を学び、自身の体験をもとにした『ダブルハッピネス』という著書を講談社から出版している。38歳の杉山さん。LGBTの人びとを大切にする社会の必要性を熱く訴えた。(苫)

俳句のすすめ いっそう若々しく

 区内の各家庭に配布されている「しぶや区ニュース」に、「くみんの俳句」のコーナーがある。2カ月に一度、区民から寄せられた俳句を区内在住の俳人・大高霧海氏が3句以上選んで掲載するのだ。1月1日号の入選作は「①開戦忌失いしもの忘れまじ②今日の日も旅の途中や去年今年③水洟のいがぐり頭昭和の子」であった。65句の中からこれらの句が選ばれた。日本では俳句をやる人は多く、私も10年ほど前からはたがや句会に参加している。俳句をやると観察眼が鋭くなり感性が磨かれ若々しくなる。96歳で亡くなった句友は、少女のようで、みんなの憧れだった。テレビのバラエティ番組「プレバト」の俳句コーナーを担当している夏井いつきさんが『超カンタン! 俳句塾』(世界文化社刊、1512円)で脳科学者の茂木健一郎氏と俳句の効用について五七五で脳を鍛えるなどと語っている。あなたもいっそう若々しくなるために俳句をやってみませんか。(苫)

だまされてはいけない 「共謀罪」

 区民のみなさんは、安倍政権が国会に提出しようとしている「共謀罪」法案について、どう感じているだろうか。「共謀罪」は、犯罪を実行していなくても、犯罪をおこなうことを相談・計画(共謀)すれば、それ自体を犯罪にするというものである。犯罪が起きる前から捜査すれば、思想・良心・言論の自由など基本的人権を侵すことになる。そんな危険な法案だから過去3回も国会に提出されたが、廃案になったのだ。そのためか、安倍政権は、名前を「テロ等組織犯罪準備罪」と変え、あたかもテロ対策のように粉飾している。そして、「国際組織犯罪防止条約の批准のために『共謀罪』が必要」などと偽っているのだ。批准が求められている条約は国際的なマフィアなどを取り締まるための条約だ。テロ防止に関する条約は、国際的に13本制定されており、日本はすべて締結している。国内法も整備されている。安倍政権にだまされてはいけない。国会に提出させてはならない。(苫)

猛毒のシアン化合物 39カ所で検出

 東京都が14日発表した豊洲新市場予定地の地下水の調査結果について、波紋が広がっている。調査した井戸の3分の1以上、72カ所で有害物質が環境基準を超えていた。発がん性物質のベンゼンは35カ所の井戸で環境基準を超え、最大で基準79倍が検出された。ヒ素は20カ所の井戸で基準を超えており、最大で基準の4倍近くが検出。重大なことは「検出されてはならない」ことが環境基準である猛毒のシアン化合物は39カ所の井戸で検出されたこと。これは、東京都がおこなってきたこれまでの対策で、汚染物質がすべて除去されたわけでなく、豊洲の地下には、環境基準を大幅に上回る汚染土壌、汚染地下水があることが示されたのだ。豊洲新市場の予定地は、元は東京ガスの工場で、ガスをつくる過程で有害物質が生まれ、土壌と地下水を汚染した。こんな土地に都民の生鮮食料品を扱う市場をつくろうとしたこと自体、誤りである。移転計画は即時中止すべきである。(苫)

「あい」を観た 芸術の持つ力

 12日の午後、千駄ヶ谷区民会館でおこなわれた映画「精神障害者と向きあって『あい』」の上映会に参加した。地味なドキュメント映画なので、どれほど見に来てくれるだろうかと心配だった。が、ボランティアの上映実行委員の熱意が多くの人を動かしたのか、午後2時30分の部には、182人が詰めかけびっしり。映画は、世田谷区にある精神障害者就労継続支援事業所・藍染めの「藍工房」やフレンチレストラン「アンシェーヌ藍」にかかわる人びとの働き生活している姿、そして、ニューヨークの国連本部で展覧会を開くまでになる成長・変化を丹念に追っていく。登場する多くのメンバーが絵にとりくむなかで可能性を切り拓いていくさまは、芸術の持つ力を改めて認識させられる。若い女性が「藍」の活動のなかで希望を見いだし「同じ病気で苦しんでいる人に勇気を与えたり、統合失調症に偏見を持っている人に新しい発見を」などと語る場面には強く心を打たれた。(苫)

危険なオスプレイ 横田にも10機

 昨年の12月13日の夜、米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機オスプレイが沖縄県名護市安部(あぶ)の海岸に墜落した。私は、この墜落現場に行ったが、すぐ近くには人家があり、またリゾートホテルもあり、一歩間違えれば大惨事になったのではないかとぞっとした。米軍オスプレイは、昨年5月にアメリカ・ハワイ州の空軍基地で着陸に失敗し炎上するなど、不安定な機体構造のため、これまでも多くの墜落・死傷事故を起こしてきた。アメリカでも専門家から安全性への懸念、欠陥が強く指摘されてきた。にもかかわらず、アメリカ軍は事故原因を究明しないまま、6日後に飛行を再開させた。そのうえ、事故を起こした給油訓練も1月6日から始めると通告してきた。オスプレイは沖縄に24機配備されている。そして、東京の横田基地にも10機配備されることになっている。東京で墜落すれば、どれほどの大惨事になるかわからない。日本から撤退させようではないか。(苫)

沖縄の怒り どこの国なのか

 12月19日から22日にかけて沖縄に行ってきた。安倍政権が米軍輸送機オスプレイのヘリパッド(離着陸帯)を沖縄北部の森林地帯に遮二無二作っていることが許せず「高江の森を守る座り込み」に出かけていったのだ。13日にオスプレイが名護市の浜に墜落。沖縄の人びとが、事故が多発し「欠陥機」といわれているオスプレイは配備してはならない、と求めていたのに安倍政権は配備を強行。そして事故からわずか6日目に米軍から飛行再開の通知を受け取ると、即座に了解。その米軍追随の姿勢に、いったい日本はどこの国なのか、と呆れてしまう。まるで、沖縄は、米軍に占領されたままではないか。20日、最高裁は、翁長雄志知事がおこなった辺野古への基地建設承認の取り消しは違法と断じた。公約を破って基地建設を認めた仲井真弘多前知事が正しくて、公約通り基地建設阻止に立ち上がった知事は認めないという。沖縄が怒りに燃えるのは当然ではないか。現地で実感した。(苫)

津軽の薫 三味線の大合奏

 6日の午後1時から渋谷駅前にある区立文化センター大和田の伝承ホールで渋谷区主催による第8回津軽三味線特別演奏会が開かれた。この演奏会に出演する友人の松田浩志氏から、ぜひ、との声がかかり、区議会も事務整理日ということもあり、出かけた。開会7分前にホールに着くと、笹塚昭和町会長の生島淳司氏が来賓席にいた。聞くと、この会は、生島氏が渋谷区に津軽三味線を寄贈したことがきっかけで始まったという。もう8年も続いているのに、地元の町会長の津軽三味線寄贈で始まったこと、無料で演奏を楽しめることを知り、恥じる思いだった。幕開け直後におこなわれた16人による津軽三味線の大合奏。迫力があり、繊細な演奏も織り込まれ、圧巻だった。毎年、12月に「津軽の薫」と銘打っておこなわれている。津軽をはじめ、多くの民謡を楽しめる演奏会である。会場は7割方埋まっていたが、もっと多くの人に聴いてもらいたいと思った。(苫)

トマ議員の短編小説集『小樽の街と渋谷の街で』出版

 トマ議員が、折々にしたためてきた自伝的短編小説集『小樽の街と渋谷の街で』(文芸社刊 1500円+税)を出版しました。詳しくは文芸社HPをご覧ください。トマ事務所でも扱っています。


私の自己紹介

 苫(トマ) 孝二

  • 1950年 北海道白糠(しらぬか)郡白糠村の炭鉱で生まれる。小樽潮陵高校定時制卒業。

  • 渋谷区議8期。文教委員長、福祉保健委員長、自治権確立特別委員長、交通問題特別委員長歴任。

  • 日本民主主義文学会渋谷支部長、はたがや協立診療所理事。

  • 活動地域は幡ヶ谷1丁目と笹塚。
    事務所は十号坂商店街にあります。
    (笹塚3-19-5、電話3374-2546)
    お気軽にお立ち寄りください。

 

トマ区議の実績、人柄、政策を紹介するパンフレットです。画像をクリックすると、大きな画像でご覧いただけます。(pdf形式)