とまとニュース電子版 2014年2月分

とまとニュースは、「しんぶん赤旗」折り込みで読者の方にお届けしているトマ孝二事務所ニュースです。
トマ孝二ホームページでは、その主要な記事をご紹介しています。

2014年1月分

No.1186 2014年2月2日No.1187 2014年2月9日No.1188 2014年2月16日


No.1189 2014年2月23日

3月4日から第1回定例渋谷区議会スタート
条例議案22件、予算案4件、同意2件など審議


 18日開かれた渋谷区議会議会運営委員会で桑原敏武区長から3月4日招集の第1回定例渋谷区議会に対する提出予定議案の説明がありました。条例議案は22件、補正予算1件、2014年度渋谷区一般会計予算案、同特別会計3件、その他の議案3件、同意案件2件。そのうちの条例議案の主な内容をお知らせします。
     ◇
 総務区民委員会で審議される条例議案は6件。
 文化総合センター大和田条例の一部を改正する条例は、子ども科学センター・ハチラボの開館時間および休館日の改正。
 議会の議決に関する条例は、区役所と公会堂の建替えについて三井不動産と協定を締結するもの。
 職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例は、超勤、代休時間制度の導入にともなう改正です。
 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例は、非常勤職員等の育児休業にかかる改正。
 非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は報酬額の上限の改正。
 国民健康保険条例の一部を改正する条例は、保険料率の変更など保険料を引き上げるものです。
 福祉保健委員会で審議される条例は7件。
 障害程度区分判定審議会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例、心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例、区立新橋作業所条例の一部を改正する条例、障害者福祉施設条例の一部を改正する条例の4件は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の一部改正にともなう引用条項にかかる改正など。
 生活実習所つばさ条例の一部を改正する条例は、生活実習所の使用手続きの改正です。
 歯と口腔の健康づくり推進に関する基本理念や施策の基本等を定めるために制定。
 食品衛生検査施設の設備及び職員の配置の基準に関する条例の一部を改正する条例は、食品衛生法施行規則の改正にともなう規定の改正。
 都市環境委員会で審議されるのは、良好な住環境の維持や快適な生活・居住環境の整備・向上めざして制定される土地利用調整条例、千駄ヶ谷5丁目北地区の地区計画の都市計画決定を追加するための地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例、道路占用料を変更するための道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例、公園占用料を改定するための区立都市公園条例の一部を改正する条例の4件です。
 文教委員会で審議されるのは、子育て支援施設条例の一部を改正する条例(子育て支援センターの廃止、子育て広場の実施場所にかかる改正)、子ども医療費の助成に関する条例及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例(第三者行為にかかる求償規定の追加等)、代官山ティーンズ・クリエイティブ条例の一部を改正する条例(開館時間の見直し等)、西原幼稚園を廃止するための区立幼稚園条例の一部を改正する条例、郷土博物館・文学館の開館時間を変更するための条例の一部を改正する条例の5件です。

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No.1188 2014年2月16日

渋谷区一般会計予算案の規模は825億1400万円
第2保養所のために3285万4千円追加


 10日開かれた渋谷区議会幹事長会で桑原区長から2014年度渋谷区一般会計予算案に対する復活要求を盛り込んだ「当初予算案最終見積」が提出されました。それにより、2014年度渋谷区一般会計予算案の規模は、前年度より63億円も多い825億1400万円となることが明らかになりました。幹事長会で示された復活予算の主な内容などについてお知らせします。
     ◇
 桑原区長が示した復活予算の規模は1億9600万円でした。
 その内容は、区民福祉の増進としてあげられているのが幡ヶ谷第2保育園の排水設備改修工事費等として4781万6千円、子ども発達相談センターの一時預かり事業に341万6千円、予防接種(水痘ワクチン)事業337万2千円、はあとぴあキッズ定員拡大に401万7千円、生活困難者自立支援円滑化事業に422万8千円となっています。
 教育文化の向上として復活された予算は、授業力向上研修として166万円、スクールカウンセラー活用事業費367万5千円、研究事業の推進(オリンピック教育推進校)450万円、区民駅伝大会映像装置設営及び運営委託費216万円などとなっています。
 区民の生活環境の整備として追加されたのは、自転車安全対策工事費として52万4千円、自転車通行環境整備基礎調査委託費480万円、水道管などを調査するための管内調査カメラ購入経費205万2千円、小型家電回収ボックス増設103万円などとなっています。
 見逃せないのは、一般行政事務費として復活計上された伊豆・河津町の第2保養所の改修工事費。3285万4千円も追加され、保養所取得費として1億1千万円、改修費4100万円、そのうえに今回の追加です。年間の運営経費は約1億円といわれており、この施設に約3億円もの予算が投入されることになります。
 日本共産党渋谷区議団は、3月4日から始まる第1回定例区議会で暮らし、福祉第1の税金の使い方に転換させるための予算修正案や条例の制定・改正案を提出し、区民の切実な要求に背を向けた桑原区政の実態を明らかにし、区民の声が生きる予算とするため、区民と共同して、その実現のためにがんばります。

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No.1187 2014年2月9日

庁舎建て替えやめ区民参加で練り上げを
党区議団が2014年度予算の復活要求書提出


 1月31日、日本共産党渋谷区議団は、29日の渋谷区議会全員協議会で桑原区長が発表した2014年度渋谷区一般会計予算原案に対する復活要求書を水村信行副区長に提出しました。52項目にのぼる「復活要求書」の内容について、牛尾真己幹事長が説明し、菅野茂団長などが補足的発言をおこないました。「復活要求書」のおもな内容をお知らせします。
     ◇
 ○庁舎の耐震化については、民間資金を活用した建て替えをやめ、耐震や施設にかかわる全情報を開示し、区民参加で練り上げること。
 ○伊豆・河津町の旅館を取得して保養所にすることを中止すること。
 ○4月からの消費税増税を中止するよう国に申し入れ、区の事業で区民負担増にならないようにすること。
 ○幡ヶ谷2丁目42番の土地購入は白紙に戻し、防災公園等については、区民参加で練り上げること。
 ○国民健康保険料、後期高齢者医療保険料の値上げは中止し、国保証の取り上げをやめること。
 ○認可保育園の増設で待機児解消をはかること。
 ○区立西原幼稚園を存続すること。さらに、区立幼稚園の3歳児保育を実施すること。
 ○すべての第3子の保育料を無料化すること。
 ○生活保護基準の引き下げをやめるよう国に求めるとともに、就学援助などの基準引き下げはおこなわないこと。
 ○バリアフリーをすすめるため、やさしいまちづくり事業の個人事業者向けの予算を復活すること。
 ○代々木区民施設の耐震補強工事にあたっては、区民館、敬老館の代替施設を確保すること。
 ○特養ホーム「けやきの苑・西原」については、浴槽などの改修予算をつけること。
 ○山谷小、代々木小学校の統廃合を中止すること。
 ○公契約条例は、工事請負契約を5千万円以上とし、業務委託も対象とすること。
 ○地域防災計画を予防重視の計画に補強すること。社教館など耐震補強工事未実施の区施設をただちに耐震化すること。民間の保育・障害者施設、木造住宅やマンションなどの耐震化を促進すること。
 ○民間の保育・障害者施設の備蓄・災害対策品整備のための助成をおこなうこと。また、避難所に帰宅困難者用の食糧、水などの備蓄をおこなうこと。
 ○障害者・難病患者・高齢者・乳幼児などの「災害弱者」のための「福祉避難所」を整備すること。
 ○木造住宅密集地域に対して、街路消火器などをきめ細かく配置すること。
 ○太陽光発電設備や売電の助成をおこなうこと。
 ○生活保護者に対して夏・冬に支給されていた特別対策給付金を復活し、法外援護の入浴券支給を倍加すること。
 ○熱中症対策として低所得者の高齢者へのクーラー設置助成と電気代補助をおこなうこと。
 ○障害者支援の利用は原則無料とすること。
 ○障害者のグループホーム、ケアホームを増設すること。
 ○特別養護老人ホーム、グループホームを増設すること。

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No.1186 2014年2月2日

区役所庁舎建て替え、不要不急の第2保養所
2014年度渋谷区一般会計予算原案が発表


 1月29日、渋谷区議会全員協議会が開かれ、桑原区長から2014年度渋谷区一般会計予算の原案が発表されました。区民生活にかかわる新年度予算原案の主な内容についてお知らせします。
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 新年度予算の規模は、825億1400万円で、前年度にくらべ61億400万円、8%増となっています。また、国民健康保険事業会計など特別会計の規模は、424億130万4千円で前年比13億7287万4千円、3.3%増となっています。
 今回の予算原案で目立つのは、区役所本庁舎建て替えにともなう区役所の移転費用として12億6601万円、静岡県河津町に第2保養所(2014年10月開設予定)の土地・建物の取得費と修繕費、運営費として約2億円が盛り込まれるなど、ムダな不要不急の事業に莫大な予算が投入されていることです。
 公園整備費として、前年比で10倍の36億1827万6千円が計上され、幡ヶ谷2丁目の防災公園の取得、幡ヶ谷第3公園便所の改修、猿楽古代住居跡公園、本町さくら公園の改良工事、神田川遊歩道の整備工事、鍋島松濤公園の池のしゅんせつ工事が計画されています。
 道路橋梁整備費として3億6973万4千円が計上され、八千代橋、地蔵橋の整備、稲荷橋など6橋の長命化修繕工事、宇田川町の区道改良工事、松濤1丁目散策路の整備工事、恵比寿駅東口擁壁改修基本設計費が盛り込まれています。
 大企業のための渋谷駅前再開発事業を推進するための渋谷駅街区北側自由通路整備、渋谷駅南口自由通路整備の実施設計などの街づくり事業費として2億3486万7千円も投入されます。
 住宅整備費として2億55万6千円が計上され、幡ヶ谷1丁目の都営幡ヶ谷原町住宅跡地に単身者向き高齢者住宅37戸を設置するための建設工事がおこなわれます。
 東急電鉄からの寄付金をもとに小学生をフィンランド共和国に派遣研修する事業の予算などとして5847万8千円が計上され、中学生もフィンランドに派遣する計画に拡大されています。また、日中友好中学生派遣研修も実施されます。
 教育の新規事業として、保育園年長児に「プリスクール」として小学校教育を事前に体験させる事業を長谷戸、猿楽、常磐松、西原の4小学校で実施されます。
 保育園の運営費として18億3892万5千円がつけられ、初台保育園と広尾保育園の改修工事がおこなわれます。これにより定員が35人増えます。

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